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【GRACHAN】桜井隆多が20kgの体重差はねのけ、ラデックに逆転TKO勝ち

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2022/09/04(日)UP

逆転KO勝ちし、雄叫びを上げた桜井隆多

GRACHAN実行委員会
『GRACHAN 57』
2022年9月4日(日)千葉・幕張ベイパークアリーナ

▼メインイベント(第14試合) GRACHAN無差別級トーナメント1回戦 5分2R延長1R
〇桜井隆多(R-BLOOD)
TKO 2R 34秒 ※レフェリーストップ
●ラデック・ヘルボーイ(AACC)
※桜井が準決勝に進出

 桜井はDEEPを中心に活躍してきたベテランファイター。1998年9月に修斗でプロデビュー、2003年からはDEEPに参戦し、その翌年12月にDEEPミドル級王座を奪取。2019年12月にはルクク・ダリに一本勝ちしGRANDウェルター級王座を獲得したが、昨年6月の[GRANDウェルター級王座統一戦]で暫定王者・長岡弘樹に判定負けを喫した。今回、再起を賭け無差別級トーナメントへ挑む。

 対するラデックはGRACHAN随一の体格とパワーでKOを重ね現在2連勝中。公式情報によると桜井との体重差は28kgだという。果たして、経験と技術の桜井が体重差を跳ね返すか、ラデックが力で押し切るか。

 1R、オーソドックスの桜井に、サウスポーに構えるラデックがプレッシャーをかけながら左の三日月蹴り、左ストレートを突き刺す。桜井はなかなか入り込めず劣勢だったが、終了間際にパンチのラッシュ。ラデックはフラフラになったところで惜しくも1R終了のゴング。

 2R、左の三日月蹴りで距離を取るラデックに、桜井は左ストレートをクリーンヒットさせ一気に左フックと右アッパーの連打。ラデックが崩れ落ちたところでレフェリーがストップ、KO勝ちした桜井は雄叫びを上げた。

▶︎次ページは和田健太郎vs小島勝志(フェザー級T1回戦)、瓜田幸造vs佐々木克義(無差別級T1回戦)

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