【修斗】“無敗の20歳”永井奏多が一本勝ちで統一王者に！たておが悲願のベルト奪取

2025/09/21（日）UP
（最終更新：2025/09/21 23:19）

株式会社サステイン
『PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.8』
2025年9月21日（日）東京・ニューピアホール
▼メインイベント（第7試合）　世界バンタム級王座統一戦 5分5R
●齋藤奨司（FIGHT FARM/正規王者）
一本　3R 3分24秒　※リアネイキッドチョーク
○永井奏多（TRIBE TOKYO MMA/暫定王者）
※永井が統一王者に

　世界バンタム級正規王者の齋藤と暫定王者の永井の統一戦。齋藤は昨年7月の王座決定戦で藤井伸樹との激闘を制し戴冠。1年2カ月ぶりの復帰戦で最強の相手を迎える。

　対する永井は8戦無敗の20歳。数々のトップ選手を輩出する名門TRIBE TOKYO MMA期待の新鋭だ。今年3月に齋藤が苦戦した藤井に完勝すると、続く5月の暫定王座戦で、実力者のダイキ・ライトイヤーに1R TKO勝利を飾った。

　1R、いきなり互いに前に出てハイペースの打撃戦、コンボからのビッグヒットの数は齋藤が上だが、永井はパンチを被弾しながらも前に出続ける。永井は齋藤をケージに押し込み、テイクダウンを狙うが、齋藤の腰は重たい。残り数秒、永井の左がヒットし、齋藤が崩れ落ちると、永井がパンチラッシュ、齋藤はゴングに救われる。

　2Rもハイペースの攻防。パンチの精度は齋藤が上だが、永井は強いプレスでケージに強引に押し込み、攻め続ける。中盤、永井が背後に回りテイクダウン、バックテイクすると、後ろからパウンドを落とし続ける。

　3R、序盤から永井が猛攻。まぶたをカットし流血しながらも攻め続ける。再び齋藤をケージに押し込みバックテイク、そこからリアネイキッドチョーク！　齋藤が力尽きてタップ、永井が一本勝ちし、統一王者に輝いた。

　若干20歳で修斗の頂点に立った永井、勝利マイクでは将来のUFC参戦をアピールした。

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