【RIZIN】芦田崇宏、猪木さんに捧げる復活勝利、中田大貴を判定で退ける
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『湘南美容クリニック presents RIZIN.39』
2022年10月23日(日)マリンメッセ福岡 A館
▼第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
〇芦田崇宏(BRAVE)
判定3-0
●中田大貴(和術慧舟會HEARTS)
芦田はボクシングにレスリングを取り入れたスタイルで17年12月、DEEPフェザー級王者に。同王座は弥益ドミネーター聡志に奪われたが、20年9月にはRIZINで萩原京平に一本勝ちを果たした。現在は金原正徳、カイル・アグォンと連敗を喫しており今回復活を懸ける。
対する中田は大道塾を経て総合格闘技に進み、デビュー4戦目で元UFCファイターの田村一聖を降す大金星を挙げる。RIZIN初参戦となった昨年11月の堀江圭功戦では判定で敗れており、今回初勝利を狙う。
1R、芦田はサウスポーからロングレンジのジャブを伸ばすが、中田はパンチを連打して距離を積んで組みつきロープ・コーナーに押し込む。芦田が体を離しても、中田はすぐに組みつき押し込んでいく。
2R、芦田が右ジャブを突き刺し、1Rとは逆に中田をコーナーに押し込む。しかし中田が体を入れ替え、芦田の背後に回ってグラウンドへ。中田は背後からスリーパーを狙い、パンチを送って芦田を攻める。
3R、芦田は左右ストレートをヒット。パンチを受ける中田だが、やはりコーナーに押し込む。だが、ここで芦田が足払いを決めテイクダウン。芦田はグラウンドでパウンドを打ち込み、サイドポジションに移ると中田の顔にヒザ蹴り。ダメージを与え印象的な攻勢場面を作るのに成功する。
判定は3-0で芦田。真っ赤な闘魂タオルを首にかけマイクを取ると、「今月頭にアントニオ猪木さんが亡くなられて、BRAVEもすごく力を頂いていたのでショックだったんですけど、僕たちが格闘技できているのは本当に猪木さんあってだと思います。本当にありがとうございました」と感謝を述べ、「次、またこのリングで会いましょう」とメッセージしリングを降りた。
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