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【K-1】“グラビア話題”の松谷綺、元王者パヤーフォンを破る金星！延長激闘を制す

2023/07/17（月）UP

松谷が激闘を制した

K-1実行委員会
『AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023～スーパー・ウェルター級＆女子フライ級ダブルタイトルマッチ～』
2023年7月17日（月・祝）東京・両国国技館
▼第7試合/スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R
●パヤーフォン・SWタワン（タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム）
判定0-3 ※三者とも9-10
〇松谷綺（日本/ALONZA ABLAZE）
※本戦の判定は1-1 ※30-29、29-30、29-29

【フォト】松谷とパヤーフォンの延長にもつれる大激闘！

パヤーフォンの前蹴り

　松谷は空手をバックボーンとし、数々のアマチュア大会を優勝した実力者。昨年6月の初代K-1女子アトム級トーナメント1回戦で菅原と対戦し判定負けするも、同11月の『Krush.143』で優に勝利、今年4月には韓国のウォン・ガヨンに勝利して2連勝中だ。

　対するパヤーフォンは今年3月の女子アトム級タイトル防衛戦で菅原美優に判定負けを喫し、王座から陥落した。その後、王座に返り咲くためタイの大学を休学して日本のウィラサクレックジムで練習を積んできた。

　1R、松谷が前蹴り、パヤーフォンは右ストレートを伸ばす。お互いにボディ打ちを見舞う。緊張感のある攻防から、ローとミドルの蹴り合い。松谷の顔面前蹴りがヒット、パヤーフォンはローを即座に蹴り返す。終盤、松谷がパンチで前に出ると、パヤーフォンはミドルで応戦。

　2R、パヤーフォンがバックブロー、右ミドルを放つ。じりじり圧をかける松谷は左ヒザ蹴りを数発見舞う。松谷が奥足へのローをヒット、パヤーフォンは左ミドルで応戦する。

勝利した松谷（左）右はゆうちゃみ

　3R、松谷が左ローを奥足へヒット、前蹴りと蹴りを飛ばす。パヤーフォンは左ミドルを連続で放つ。前に出るには松谷、パヤーフォンは左ミドルに対しても右ストレートを返して、左のヒザ蹴り。松谷が左ローからパンチで前進、パヤーフォンはバックブロー。最後は松谷がパンチからのヒザ蹴りを突き上げて、終了のゴングが鳴った。

　ジャッジは30-29、29-30、29-29と3者3様。延長戦へ突入する。

　延長R、松谷がパンチから左ローで前に出る。パヤーフォンは前蹴り、右ミドルをヒットさせる。飛び込んでの左ローを蹴る松谷。パヤーフォンが右ストレートを放つと、バッティングが発生して一時中断。再開後、松谷がパンチ連打で前に出ると、パヤーフォンも右フックを当て返す。パヤーフォンに組んでの攻撃に対して、警告が与えられる。

　終盤、松谷がパンチ、ローを中心に攻め続けて、パヤーフォンを後退させる。最後にパヤーフォンは後退して、苦しい表情。ジャッジは3者とも松谷を支持。松谷が判定で元王者を下した。

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