寺地拳四朗、”激闘”12R KO勝利で統一成功!ユーリ阿久井と紙一重の名勝負
3月13日(木)東京・両国国技館で行われた『U-NEXT BOXING2』の[WBC・WBA 世界フライ級王座統一戦]では、WBC同級王者・寺地拳四朗(B.M.B)が12R 1分31秒TKO勝利で、WBA同級王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)を下し、2団体統一に成功した。
寺地は試合後「バムとやりたい!」と階級上のPFPファイターをコールしてみせた。
寺地はボクシング24勝(15KO)1敗、前戦は2024年10月にクリストファー・ロサーレスとWBC世界フライ級王座決定戦で11R、TKO勝利し、今回が初防衛戦。ここ6戦は5KOと圧倒的なKO率で試合に挑む。
対するユーリは昨年1月に王者アルテム・ダラキアンとの激闘を制し判定で王座獲得。続く5月には桑原拓、10月にはチャルンパックにそれぞれ判定勝ちし、今回がWBA3度目の防衛戦だ。
今回は日本人同士の世界王座統一戦として、3度目となる。
試合はジャブの差し合いでスタートも、ユーリのパワフルなジャブ、ワンツーがよく当たる。
3Rにはユーリの右ストレートが2度、寺地のアゴを跳ね上げ、場内が沸いた。
しかし5Rには寺地がユーリの打ち終わりを狙い始める。
すると6Rにはユーリが前へ出て、距離を縮めアッパーも混ぜる打ち合いに。
寺地得意のジャブが出せないが、7Rには寺地が止まらない手数で、フックアッパーを入れる。
8Rには寺地が左右に足を使い始める!左右から打ってゆく。ユーリは手数が減り始めたか。
その後も寺地は前後左から多彩なパンチ、ユーリもR後半に加速し強烈な右を入れるが、流れは寺地か。
そして最終12Rには寺地がまたも打ち合いに戻り、右を次々と入れてゆく!
ユーリの顔が上がりまくり、残り1分近くの所でレフェリーが試合をストップした。
11Rまでのスコアカードは2者が105-104でユーリを支持、1者が106-103寺地を支持と、ユーリが上回っていた。
敗れたユーリは号泣、寺地が紙一重の激闘をKOで制し、2階級目の王座統一を果たした。
寺地はマイクで「ユーリ選手はめちゃめちゃ強くて、心も折れそうになった」と強敵を称える。
そして「次はより強い相手、スーパーフライ級のバム(ジェシー・ロドリゲス)とやりたいと思っています」と階級上の2階級制覇王者にして、PFPファイターを指名した。
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