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【KNOCK OUT】那須川天心、最強の敵との戦いは“初”尽くし

2018/02/13(火)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

試合後にこれまでにない経験や、試合直前に過去一度しかなかった心境になったという那須川

 2月12日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催された『KNOCK OUT FIRST IMPACT』で、プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者スアキム・シットソートーテーウ(22=タイ)に勝利したRISEバンタム級王者・那須川天心(19=TARGET/Cygames)が、13日(火)都内にて一夜明け会見に出席した。

「昨日は本当に勝ててよかった。判定でしたが、みなさんが納得できる試合は出来たと思います。今までで一番強くて、3分5Rがあっという間でした。終わってから思ったんですが、こういう選手とやるのはいい経験になりましたし、凄く楽しかった。身体のダメージは相当あります。腕も痛いし、自分が蹴ったのと相手の蹴りをカットしたのでスネが腫れているし、試合が終わってこんなに身体が痛いのは初めてです」と、昨夜の激闘を振り返る。

 試合映像はすでに見たと言い、「(客観的に見て)普通に勝ったなと思いました。試合中に思ったよりも攻撃をもらっていなかったですね。1Rの最初は見てくると思っていたんですが、いきなりミドルを蹴ってきて、凄い蹴りでもらったらヤバい、カットしようと思いました。僕は蹴りを手で受け流すのが得意なんですが、それをしていられなかった」と、スアキムの攻撃力に面食らったと言いながらも、それを喰らう場面は少なかったという。

 試合後には「全身が寒くなって、家に帰ってすぐに寝ました。これも初めてです。けっこう早く目が覚めてしまってそこからは眠れなかったですね」との体験も話した。

「終わってホッとしたのが一番です」と言い、「やってよかった。今回、試合が決まって煽りでは楽しみと言っていたんですが、全然楽しみじゃなくて怖い方が多かった。周りの応援と、日本を背負って戦うと自分の中で決めてやったのが支えになりました。KOもしたかったんですが、勝ちを自分でつかんだ。今までやった中で勝って一番嬉しい試合でした」と、精神的に追い込まれていた分、勝った時の喜びが大きかった。

右手をマットに着いて片腕倒立するようにして放った左ハイ

 2Rに見せた、右手をマットに着いて片腕倒立するようにして放った左ハイキックの大技については「あれはたまたまです。狙っていたというよりも、右フックを打った後でバランスを崩し気味だったのでやりました。自分でも今回やろうとは思っていなかったんですよ。とっさに出ました。立ち上がったらすぐに相手が攻撃してきたんですが、全部よけられたのでよかった。あの技は見栄えもいいですし」と、瞬時に出たものだったと明かす。

 また、試合後に明かした入場直前に「ウルっときた」とのエピソードについて「空手時代に、全日本大会の決勝の時も同じ心境になったんですよね。感動しているというか、想いが込み上げて来たというか、涙が出てきました。あの時と同じ心境でしたね」と説明。“自分がここまで来た”という達成感のようなものなのだろう。

 次回の『KNOCK OUT』参戦予定はまだ決まっていないが、小野寺力KNOCK OUTプロデューサーは「今後参戦してもらえるなら、今の那須川天心に中途半端な選手、茶番は一切必要ない。昔は打倒ムエタイという言葉がありましたが、今は世界中が打倒・那須川天心に向いている。PKセンチャイジム(那須川に敗れたワンチャローンとスアキムの会長)の会長はさらに強いのとやらせてくれと言ってきています。タイも含めて世界中が那須川天心を狙っているので、それ相応の選手を連れてきます」と、さらなる強豪を用意したいという。

 それを聞いて那須川も「もっと強い選手がまだいると思うのでそういう選手と、昨日みたいな誰もが認める選手と試合がしたい。そういう選手の方が気合いが入りますし、周りも見ていて楽しいと思うのでどんどんしていきたいです。

 PKセンチャイにこだわらないですし、他にもっと強いタイ人がいると思う。これからが楽しみですね。今回の試合で周りの見方も変わったと思うし、もっともっとマークもされるだろうし、そういう選手になりつつあるので、どんな相手が来ても迎え撃ってやろうという気持ちがあります」と、さらなる強敵との戦いは大歓迎だと語った。

※2・12『KNOCK OUT FIRST IMPACT』の全試合結果

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・那須川天心、最強の敵にスピードで勝利「マジ強かった」

・打倒・那須川天心のムエタイからの刺客「次の相手がいる」

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