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【MMA】審判の技術向上や育成を目的にする日本MMA審判機構が会見

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2018/05/30(水)UP

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会見には豊永稔会長(中央)、植松直哉副会長(左)、松宮智生(右)が出席

 5月30日(水)都内にて、一般社団法人「日本MMA審判機構」(以下JMOC=ジェイモック)の記者会見が行われた。

 JMOCは4月27日に設立が発表された、プロ修斗、パンクラス、DEEP、RIZIN など国内主要MMA(総合格闘技)プロモーションで活動する現役審判員有志が主体となり、既存のプロモーションから独立した第三者機関として、MMA審判員を養成・認定する事業を展開する組織。

 代表理事に就任した豊永稔会長は「昨年、団体の垣根を越えて審判員有志が集まりまして、これからのMMAを健全なものにしていこう、安全なものにしていこうという趣旨で組織化された法人になります。今までは各団体・各プロモーションで審判員を育てていたのですが、プロモーションに関係なくMMAに関わっている審判員で情報を共有したり、技能を高めていこうということで設立されました」とあいさつ。

 会見では全役員と今後の事業展開についての説明がされた。JMOCでは教材とプログラムを作成中で、知識と技術を身に着けた審判員を養成していくことが当面の役割となる。ライセンスの発行は早ければ秋を予定し、将来的にはJMOCが認定する優秀な技術を持った審判員が、団体からの信頼を得て依頼を受けるような形にしていきたいという。

 また、ゆくゆくは完全な第三者的立場として各団体の大会へ審判員を派遣する、独立した組織を目指していくとした。

 豊永会長は「各団体・プロモーションにお声がけしています。RIZINで私の師匠にあたる高田延彦さんに話をさせていただいたら『とてもいい活動だ』と。これからの日本MMAのためになる、と言われました。他にも各プロモーションからもいい反応をいただいています」と語っている。

 また、豊永会長は「まだ小さな組織なので私たちだけの力では運営などをしていくことが出来ません。活動を援助してくださる賛助会員を募集したいと思います。公式HPに賛助会員の規約等を書いてあります。ぜひともJMOCに賛助してください。これから日本MMAをよりよい環境に構築していきたいし、より安全なものにしていきたいと思っております」と呼びかけた。

次ページ:JMOCの役員一覧と事業内容について

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・日本初となる審判の第三者機関が発足

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