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【シュートボクシング】死闘延長2R、鈴木がTKO勝ちで世界制覇

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2014/11/30(日)UP

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シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING S-cup世界トーナメント2014」
2014年11月30日(日)東京・両国国技館
 ▼第15試合 S-cup65kg世界トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
○鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本スーパーライト級王者、S-cup65kg日本トーナメント2013王者)
TKO 延長2R2分00秒 ※レフェリーストップ
●ザカリア・ゾウガリー(オランダ/Melvin Fighting Factory)
※鈴木が優勝。本戦は28-29、29-29、29-29。延長1Rは9-10、10-10、10-10。

 初開催のS-cup-65kg世界トーナメントの決勝戦は、日本代表・鈴木とリザーブファイトから勝ち上がってきたゾウガリーで争われた。鈴木はレフェリーチェックの際に額を相手に押し付け、フェイス・トゥ・フェイスでにらみ合う。

 1R、鈴木はジャブと前蹴り、ゾウガリーのパンチをかわす。ゾウガリーは右へ回り込んで左右ボディから右ハイ。

 2R、回転しての蹴りやハイキックを繰り出すゾウガリーに、鈴木は左フックを狙う。投げも狙うがこれは決まらない。

 鈴木の左ローがヒットし、ゾウガリーは下がるがパンチを繰り出す。組み付いた鈴木はスタンディングの肩固め。これにキャッチポイント(関節技が極まった状態)が入った。

 3R、ゾウガリーがフロントチョークを極めて鈴木を持ち上げるが、同体で倒れてしまう。ゾウガリのローに左フックを合わせる鈴木。

 残り1分でゾウガリーがパンチとローで勝負をかけると、鈴木は組み付いて投げを狙う。

 本戦の判定は29-28でジャッジ1名がゾウガリーを支持したが、2名はドローで延長戦へ。左ローを効かせてパンチで前に出る鈴木にゾウガリーは左ハイ。鈴木のローと前蹴りにゾウガリーはワンツーで対抗。

 延長Rもジャッジ1名がゾウガリーを支持したが、2名がドローで最終延長Rへ。ゾウガリーは左右ハイキック、飛びヒザ蹴りでラッシュをかけると、鈴木は左フックをクリーンヒット。さらに鈴木は左フックをヒットさせてゾウガリーを下がらせ、コーナーへ追い詰めての連打。一方的な展開となり、レフェリーが試合をストップ。鈴木が劇的な逆転TKOで優勝を勝ち取った。

「僕はこの日のことだけを考えて日々すごしてきました。先の展望は考えていませんでしたがS-cup王者の自覚を持って、誰の挑戦でも受ける。かかってこいや!」とマイクアピールした。

 そして、シーザー会長は「彼は一睡もせず今日の朝10時に日本に着いてそのままここへ来ました。彼は素晴らしいファイターです」と緊急出場ながら決勝へ進出したゾウガリーを称えた。

この大会の写真(全1970枚)はこちら

 



▼第11試合 S-cup65kg世界トーナメント準決勝第2試合 3分3R延長1R
○ザカリア・ゾウガリー(オランダ/Melvin Fighting Factory)
KO 2R2分54秒 左フック
●ウシネ・ベノーイ(アルジェリア/WFC世界スーパーライト級王者)
※ゾウガリーが決勝戦へ進出。

 1回戦の小見川vsロスがノーコンテストとなり、リザーブマッチで勝利したゾウガリーが準決勝へ進出。優勝候補のベノーイと対戦した。

 1R、ゾウガリーは速いパンチの連打から右ロー、さらに豪快な後ろ廻し蹴り。ベノーイは飛び二段蹴り、ヒザ蹴り。

 2R、ベノーイは前に出てパンチで打ち合いに行く。速いパンチを連打してゾウガリーにローを蹴らせない。しかし、ベノーイが距離を詰めて打ち合いに来たところでゾウガリーの左フックが炸裂。ベノーイがバッタリと倒れ、リザーバーのゾウガリーが決勝進出を決めた。

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