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【キングダム】元K-1内田ノボル、6年ぶり復帰戦でダウン奪い勝利

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2016/08/21(日)UP

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デビルマンのコスチュームに身を包んだ内田(右)のパンチが決まる

キングダムエルガイツ事務局
「立川格闘技フェスタ2016―夏―特別興行イリエマン祭り2016~はなび~」
2016年8月21日(日)東京・立川コロッセオ

▼立川格闘技列伝―剣豪―模範試合 九十五 計三分二回
○内田ノボル(翔拳道)
判定20-17
●中川達彦(花鳥風/金沢あばれ祭りキックヘビー級王者)

 2010年に現役を引退した元K-1ファイターの内田ノボルが約6年ぶりにリング復帰を果たした。現役時代にはマイケル・マクドナルドやアレクセイ・イグナショフに勝利した実力を持つ内田は、西洋言葉の使用を一切禁じた和式キックボクシング試合「立川格闘技列伝ー剣豪ー」に出場。

 対戦相手は40歳にしてプロ格闘家としてのキャリアをスタートさせたプロレスラー&空手家の中川。

 試合は軽いけん制のジャブ、ワンツーを放つ内田に必死の形相で食らいつく中川。攻防から2分過ぎに内田が放った胴回し回転蹴りが中川にクリーンヒットし、中川は前のめりにダウン。なんとかカウント8で立ち上がったがラウンド終了間際にも前蹴りで2度目のダウンを喫し、再びカウント8で立ち上がり、ゴングに救われた格好となった。

 続く2Rも再び胴回し回転蹴りを放つなど、ほぼやりたい放題となった内田だったが、中川の頑張りもあり、勝負は判定までもつれ込んだ。試合内容以外にも、その立ち振る舞いや技のキレなども判定材料となる和式キックボクシング―剣豪―模範試合の基準においても圧倒した。

中央が入江代表。内田をMMAにも誘うようだ

 試合後マイクを取った内田は、「お久しぶりです、覚えてますか? やはり試合は面白いですね。キングダム入江代表ありがとうございます」と感謝の意を述べた。それを受けた入江代表は、前回大会に参戦した元NJKFヘビー級1位で現トリビュレート王者の天承山、UKFキックインターナショナル ヘビー級王者・桜木裕司、同じく掣圏会館の瓜田幸造らヘビー級ファイターにオファーをしていることを発表。

 また、今後は内田の希望も含め、MMA(総合格闘技)にも挑戦する意向があるのならば全面協力するという。

 さらに、年内には剣豪のトーナメントや金網ボクシングであるナックルファイターズのバンタム級トーナメント、女子格闘技T-REXの選手やZSTフェザー級王者・加藤惇、現在プロ修斗参戦中の若手エース格・新井丈、9月19日に行われるVTJに参戦する大村友也などを集結させての大会場での大会を模索していることをファンに発表した。

 入江代表は今後の団体の方針として、オフィシャルジムの全国展開をさらに進め、そのためにも今後は団体外部からの新しい風も取り入れていきたいと、キングダムエルガイツの前身である旧キングダムの選手を含めて呼びかけていく意向を示した。


 

▼ナックルファイト 82キロ以下契約 3分2R
○ムービースター(元プロボクサー/社畜三銃士)
TKO 1R 1分09秒 ※セコンドからのタオル投入
●石原 匠(キングダム立川コロッセオ)

▼立川格闘技列伝―剣豪―果たし合い 無差別 計二分二回
△翔真(獅道會)
ドロー 判定19-19
△秋山牛(キングダム対馬)

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