【K-1】2階級制覇に燃える武尊、小澤の挑発に「イライラがたまってる」
11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場する、K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(-55kg)前王者・武尊(KREST)のコメントが主催者を通じて届いた。武尊はトーナメント1回戦でジェイミー・ウィーラン(イギリス)と対戦する。
8月に発表されたK-1の新階級設立。これまで5kg刻みで区分されてきた階級が2.5kg刻みとなり、新たにフェザー級、ライト級、ウェルター級が設けられた。これに合わせて武尊はスーパー・バンタム級王座を返上。前人未踏の2階級制覇を新たな目標に掲げ、1階級上のフェザー級(-57.5kg)王座決定トーナメント出場を決めた。
その理由について武尊は「減量がきつかったこともあるし、スーパー・バンタム級の王者として勝ち続けていると、毎回『勝って当たり前』と言われて試合をするのが、自分の中ではモチベーションにならない。それよりも『勝ったらすごい!』と言われるような試合をしたいと思い、そのタイミングで新階級設立の話があったので挑戦したいと思いました」と説明する。
「攻めて攻めて新しいことに挑戦している時が一番モチベーションが上がります。加えてフェザー級は減量も少し楽になります。今までは減量に入ると、せっかく付けた筋肉も落とさなければ体重が落ちない状況だったので、フェザー級は自分の1番いい動きが見せられると思います」と新階級での試合に向けてさっそく手応えを感じているようだ。
トーナメント1回戦で対戦するウィーランはプロ27戦26勝1敗の好戦績を収める相手。武尊は「周りの人から海外でもかなり有名な選手だと聞いたんで、そういう有名な選手がK-1に上がってきてくれて、1回戦で対戦出来ることがすごく嬉しいですね」と対戦を待ち望む。
そして気になるのは因縁の相手、Krush -58kg王者・小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場)。8月のトーナメント発表会見の際も小澤から挑発を受けたが、「まず(小澤は)8月のKrush名古屋大会で同門の(大岩)龍矢とタイトルマッチを戦いました。龍矢もすごく善戦して、そんなに差がない試合だったと思います。でも、逆に言うと龍矢とほとんど差がない試合をしておいて、俺の名前を出すなよって思います。試合後に名前を呼ばれて、イライラが溜まっていました」と、武尊は格の違いをわきまえろと言う。
その小澤とは6月大会で対戦。武尊は判定で勝利を収めたが、「前回はKO出来なかったので、今回のトーナメントで黙らせてやろうという気持ちが強いです。逆ブロックになってしまったので、決勝に上がってこないと戦うことはないですが、決勝まで来たら俺の名前を呼んでもいいよって感じですね」と決勝で再び拳を交えることになれば完全決着をつけると燃えた。
トーナメントに向けて「2階級制覇はK-1でまだ誰もやっていないことなので、それを僕が達成します。僕がK-1の中心として、もっとK-1を大きくして、僕がK-1を引っ張っていきたいと思います」と武尊は意気込みを語っている。
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