【K-1】皇治が外敵・川原に「格闘技を途中で投げた奴との格の違い見せる」=前日計量
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』の前日計量&公開記者会見が、11月23日(土)都内にて13:00より行われた。
「第13試合 スーパーファイト -61kg契約 3分3R・延長1R」で対戦する皇治(30=TEAM ONE)は61.0kgで、対する川原誠也(31=パンクラスイズム横浜)は60.9kgで両者計量クリアー。この後の会見に出席した。
皇治は今年8月の大阪大会での大岩龍矢戦後の会見で、年内休業を宣言していたが「K-1が(出てくれと)やかましい、ファンが盛り上がるんだったらと」参戦を決意。カード発表記者会見では「他団体との異種格闘戦、今までになく気合も入っている」とモチベーションは高い様子だ。
対する川原は極真空手仕込みの強烈な打撃を得意とし、荒っぽいファイトスタイルとその風貌から“パンクラスの悪童”の異名が付けられた。2度のタイトルマッチではいずれも敗れて王座には届かず。2012年には相手をKOしながらもレフェリーの制止を聞かず、攻撃を続けたため試合不成立に。この試合を最後に25歳の若さで引退、今回は7年8ヶ月ぶりの試合となる。
対戦が決まってから両者はインタビューなどで舌戦を繰り広げてきたが「川ちゃん(川原のこと)はほんまいい子で、俺のパシリやから(川原は皇治に対して『同級生だったら俺のパシリ』と語っていた)、水持ってきてくれて(計量時に川原が自身の飲んだ水を皇治に突き出した)」と皇治はまんざらでもない様子。
しかし、明日の試合の話になると真面目に「格闘技を途中で投げた奴と、こうやって泣き恥くらっても上がってきた奴の格の違いを見せてやろうと思ってます」と、一度格闘技を引退している川原にK-1のリングで這い上がってきた気持ちを見せると宣言した。
計量時には川原の所属ジム代表である北岡悟の姿もあったが「北岡のマントヒヒも一緒に相手したろうと思って」と不敵に皇治節を炸裂させた。
記者からの「明日はKOということでよろしいですか?」という問いかけには「やかましい(笑)」と笑う皇治だが、終始リラックスした表情だった。自身でも明日の試合でKOが求められていることは十分に理解しているだけに、パンクラスからの刺客にどう戦うのか注目だ。
対する川原は意気込みを求められると「明日は皇治選手が自分にK-1の厳しさを教えてくれると思うので胸を借りて。K-1の厳しさ教えてください」と語るが、態度は太々しい。
さらに「ごちゃごちゃ喋ってなくて早く試合がしたいです。明日はデビュー戦の相手なので、早く帰って飯食って寝て試合して早く帰りたい」と“パンクラスの悪童”らしくコメント。それぞれ違う道を進んできた皇治と川原、横浜のリングでどのような試合を見せるか。
▼【計量・会見動画】皇治がMMA川原誠也と不穏な激突!波乱の予感!
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