【K-1】鈴木勇人、佐々木大蔵に「格闘技はテクニックだけじゃない」技術を超えたもので勝負を挑む
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』で、第3代K-1スーパー・ライト級王座決定トーナメント準優勝・佐々木大蔵(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する、第7代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者・鈴木勇人(29=K-1ジム五反田チームキングス)のコメントが主催者を通じて届いた。
横浜のような大舞台に出場することについては「心境としては『やっと来たか!』ですね」と目を輝かせる。
「僕はKRUSHで結果を残す=KRUSHでチャンピオンにならないとK-1には出られないと思っていて。1月にKRUSHのベルトを獲って、8月に初防衛にも成功して自分もK-1に出る権利が生まれたと思う」と順調に実績を積み上げて、満を持してのK-1本戦初出場だ。
KRUSHの防衛戦では、実力者の左右田泰臣を延長で振り切って初防衛。「今まで戦ってきた選手と違って本当に強かったし、距離感も凄く上手かったです。後半は削り合いの展開になりましたけど、あそこは絶対に押し切らなくちゃいけないと思って、実際にそういう試合ができて良かったです」と大一番で結果を残した。
防衛戦を通して「延長戦を戦ったのも初めてでしたし、削り合いの戦いになったのも初めてだったので、1つ戦いの幅が広がった。自分がトップ選手に手がかかるところまでは来たと思っています。ここから自分がトップ選手たちと肩を並べるためには、今回の試合が大事な試合だと思っているので、絶対に落とせないですね」とK-1トーナメント準優勝の経験もある佐々木との対戦に燃える。
佐々木の印象を聞かれると「テクニックがあって強い選手だと思います」と分析する。しかし「格闘技はテクニックだけじゃない。格闘技には技術を超えたものが必要だと思っていて、そこが自分の得意分野でもあります」と佐々木にはないものが自分にはあると語る。
さらに「佐々木選手はテクニックがある選手ですが、自分はそれを上回るものを持っているので、そこで勝負すれば勝つ自信はあります」と勝ちに自信をのぞかせる。
横浜大会出場に周りからの反響は大きいようだが、鈴木の目指すところは更に上にある。「僕は別に今の自分を凄いとは思っていません。自分は本当に自分の思い描いてたプラン通りに進んできただけなんで。『自分はまだまだこんなもんじゃない』というのをどんどん見せて行きたいです」とコメント。
今の自身の実力はチャンピオンには届かないと分析している鈴木は、「ベルトが見える位置までは来たけど、それでベルトが獲れるかと言ったら別の話なので。自分が練習してどれだけ強くなるかが大事だし、K-1のベルトが現実味を帯びてきて、ここからが本当の勝負だと思います」と気を引き締めた。
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