【K-1】久保優太「瞬きは厳禁ですよ!」”ピケオー攻略法”あり、実現まで猛特訓
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』においてK-1ウェルター級タイトルマッチに挑む王者・久保優太(32=K-1ジム五反田チームキングス)が21日、都内にて公開練習を行った。
久保は軽いウォーミングアップの後「キレを出す」と宣言し、シャドーで鋭いワンツー、左ハイキックを披露。さらに1Rのミット打ちでは重いパンチで激しい打撃音を響かせた。
現在の練習拠点である「Fighting Kairos」を公開練習の場に選んだ理由について、久保は「2017年の山際選手との試合くらいから、矢口哲雄トレーナーにお世話になっていて。2015~16年の間は一人で練習していて誰も怒ってくれる人がいなかった。ウェルター級トーナメントで優勝できなかったら辞められるなと思っていました。でもせっかくだったら唯一怒ってくれる矢口トレーナーのところでと思って」と、もう一度鍛えなおしてもらうべく矢口トレーナーの元を訪れたという。
元々試合が決まらないと練習をしないという久保。前回の試合となった2019年3月の城戸康裕戦も1か月ほど前から練習開始。「ウォーミングアップで1~2週間、追い込んだのは2週間だった」と振り返った。
しかし今回はすでに追い込む練習の段階に入れていることから「早い段階からスタートできてるんじゃないかな」という久保。「疲れて眠くなるのを通り越して、疲れすぎて毎晩眠れない」というほど厳しいトレーニングを積んでいるという。
疲れも練習からの充足感を感じるのか「久しぶりですね。真剣に毎日がんばっています」というが、ちゃっかり「早く止めたいと思いますけど」と本音をのぞかせた。
カード発表会見の際、久保はピケオーについて「自分のようなタイプは苦手」と語った。その真意について問われると「何となく勘です」ととぼけた久保。改めて掘り下げてみると「キックボクサーの中で、パンチのカウンターをしっかり打てる選手はいない。そういう意味ではカウンターを打てる選手と(ピケオーは)対戦してこなかったんじゃないか」と、得意のパンチのカウンターが打倒ピケオーの鍵となると分析した。
また会見時には「日本人のピケオー攻略法を見せる」とも発言した久保。その攻略法はすでにイメージはできているようだが「(実現するには)自分の身体レベルが追い付いてない。こうやるんだよ、といわれてもまだできていない」と未完成の様子。あと1か月、猛特訓で実現させていく構えを見せる。
最後に久保は「3月22日K’FESTA、ジョーダン・ピケオー対久保優太、皆さん瞬きは厳禁ですよ!」とファンに呼びかけた。日本人10連勝という怪物ぶりを見せるピケオーに、日本人最後の砦として久保はどんな戦いを見せるか。
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