【K-1】神保克哉、王座決定トーナメントを「“特攻”で全員ぶっ倒して優勝する」=1回戦はキック世界王者
3月2日(月)東京・K-1ジム目黒にて、3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』の『K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦』でWKA(世界キックボクシング協会)世界-72kg級王者のエダー・ロープス(22=ポルトガル)と対戦する神保克哉(23=日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)が公開練習を行った。
猪突猛進の”特攻!”キャラで注目される神保、しかし、昨年の神保はKrushでジョーダン・ピケオー、中国遠征でハン・ウェンバオ、そしてK-1横浜大会で城戸康裕と国内外のスーパー・ウェルター級トップファイターと対戦を重ねるも3連敗。戦績は14戦 8勝(4KO) 5敗 1分と敗戦数が一気に増えてしまった。それでもピケオー戦とウェンバオ戦は本人も手応えを感じた部分もあったという。
初の「K’FESTA」参戦で王座決定トーナメント出場のチャンスを掴んだ神保。公開練習では同門・伊藤健人の持つドラムミットめがけて右オーバーハンド、左フック、左ボディフックの連打を豪快に打ち込み、最後まで手を緩めることなく強打を放ち続けた。
今回のトーナメントに向けて神保は「生活習慣から見直してきたんでコンディションはバッチリだと思ってます」と絶好調な様子。これまでの神保は「格闘家とは思えないぐらい生活習慣が悪過ぎた。毎日朝まで遊んで練習して…それが日常だった」と言うほど荒れた生活を送っていた。
しかしその誘惑もすべて断ち切り「今は遊ぶ代わりに朝走って練習して…単純にコンディションが良くなりましたね。今回のトーナメントにはそれだけかけてるんで、生活習慣も大事だなと思ってやってます」と人生最大のチャンスにかける。
一回戦で対戦するエダー・ロープスはWKA世界王者でISKA欧州Sウェルター級王者。一撃で相手をKOするハードヒットを持ちつつ、最近の試合ではオーソドックス(右構え)だけでなくサウスポー(左構え)で戦う曲者振りも垣間見える。またロープスはパンチのコンビネーションから最後はローキックにつなげるタイプだ。
神保は「中国でやった相手(=ウェンバオ)にも似てるんで、そのイメージで戦えば全然いけると思ってます。(ローのダメージを考えると)早く倒したいっすね」と早期決着も狙い「(トーナメント全体の)イメージは出来てるんで、準決勝には木村”フィリップ”ミノル選手が上がって来ると思ってます。サウスポー(※逆ブロックにいる城戸と和島はサウスポー)の対策もしっかりやってるんで問題ないでしょう」と誰が上がってきても戦える想定で準備を続けている。
現在3連敗中の神保だが「(今のポジションは)かなり燃えるものがありますね。これで優勝しちゃえば、もう全部チャラになると思うんで優勝しか狙ってないです。(トーナメント3試合を通じてどんな試合を見せたい?)やっぱりみんなKOが見たいと思うんで、しっかり倒しに行くところを見てもらえればいいかなと思ってます。(3試合全てKOする秘策は?)自分は別に倒せないファイターじゃないんで、倒せる武器は持ってるんで、そこを見て楽しみにしていただければと思ってます」
「1日3試合を勝ち抜くには何が必要か?」と聞かれると「気合いと根性っすね」「今回は全試合特攻を見せようと思ってますね」とお馴染みの特攻宣言も飛び出し、最後は「今回は全試合、全員ぶっ倒して優勝するんで応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送って締めた。
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