【K-1】武尊の対戦相手ブアフフらヨーロッパ勢3名が来日不可、強豪タイ人らに変更
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』で武尊とK-1&ISKAのダブルタイトルマッチに参戦予定だった、フランスで練習を積むアダム・ブアフフ(モロッコ)、そしてK-1ライト級王者の林健太と対戦予定だったキム・フォーク(スウェーデン)、スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントに参戦予定だったニコラス・ラーセン(デンマーク)が、来日不可能となり欠場と発表された。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界各国が渡航制限をしている中、18日に日本政府は、これまでの中国、韓国に加え、3月21日から4月末まで、ヨーロッパの約30カ国とエジプト、イランを新たに入国制限の対象に加えた。発給しているビザの効力を停止し、日本人を含む入国者全員に入国後14日間、自宅などで待機するよう要請している。
欠場もやむを得ない状況ではあるが、代打としてタイの王者クラス2名と、連勝中の日本選手1名が決定した。
武尊はタイトルマッチからスーパーファイトに変更、相手はムエタイの元BBTVスタジアム認定フェザー級王者ペッダム・ペットギャットペット(24=タイ/ペットギャットペットジム)だ。攻撃的なファイトスタイルと負けを恐れず前に出る気持ちの強さが売りのファイトスタイルで、武尊との一戦は激しい打ち合いが予想される。
ペッダムは「初めてK-1に出場して、チャンピオンのタケルと試合することを嬉しく思っている。もともと3月に予定されていた試合が流れてしまったので、どこでも誰でもいいから、試合がしたかった。タケルの映像を少し見たけど、パンチと気持ちが強そうだから、打ち合ってみようと思っている」と意気込む。
迎え撃つ武尊は「対戦相手が変わったことは残念で、何よりタイトルマッチがなくなったことが悲しいですが、こういう状況もプラスに変えていけるように、今回の相手に集中して必ず勝って次に繋げます。みんなにパワーを与えられる試合を見せるので応援よろしくお願いします」とコメントしている。
また、林健太の相手は朝久泰央(日本/朝久道場)に変更。朝久は、2018年12月のK-1大阪大会では元Krush王者の安保璃紅に勝利し、現在3連勝中。無尽蔵のスタミナから繰り出す攻撃と変幻自在のファイトスタイルでK-1王者・林健太にどう挑むかが注目だ。
ニコラス・ラーセンの代打はアワターン・トー.モースィー(タイ/トー.モースィージム)になり、和島大海(日本/月心会チーム侍)とスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント1回戦を争う。アワターンはムエタイの中量級トップファイターでWPMF世界スーパー・ウェルター級王座、WPMF世界ミドル級王座、TOP KING世界 -70kg王座と三つのタイトルを獲得している強豪、ニコラスに負けず劣らずの優勝候補が現れた。
<変更対戦カード>
[【株式会社フュディアルクリエーション Presents】スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
武尊(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
ペッダム・ペットギャットペット(タイ/ペットギャットペットジム)
[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]
林健太(日本/FLYSKY GYM)
vs
朝久泰央(日本/朝久道場)
[K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]
和島大海(日本/月心会チーム侍)
vs
アワターン・トー.モースィー(タイ/トー.モースィージム)
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