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【K-1】武居由樹「楽しく試合をしたい」キャリア100戦超の17歳タイ人撃破へ意気込み=前日計量

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2020/03/21(土)UP

タイ人連戦となる武居が計量パス

 3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』の前日計量・記者会見が、21日都内にて行われた。

 第17試合【喧嘩道 Presents】スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1Rに出場する、第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・武居由樹(23=POWER OF DREAM)、デンサヤーム・アユタヤファイトジム(17=タイ/Ayothaya Fight Gym)が計量に臨み、武居が55.0kg、デンサヤームが54.5kgで共にリミットの55.0kgをパスした。

計量後の会見で試合への意気込みを語る武居

 武居は昨年両国大会で参戦した「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」を全試合KO勝利で制覇するという快挙を成し遂げた。今回は昨年12月の前戦で苦戦を強いられたスリヤンレックと同じタイ人ファイターとの対戦となる。試合前の公開練習では「今回は自信あります」としていたが、デンサヤームもまた「テクニックは自分が上」と自信を見せていた。

 計量後、会見に臨んだ武居は「明日はこれ以上自分の価値を下げないように頑張る」と、スリヤンレック戦の試合内容を反省。そして、それを踏まえつつ「難しく考えずに、楽しく試合をしたい」とのびのびとした戦いを見せると宣言した。

武居より身長が5cm高いデンサヤーム(右)は見るからに足が長そうだ

 デンサヤームは175cmと、この階級においてはかなりの長身。武居も170cmと決して低いわけではないが、5cmの身長差から生まれるリーチ差は大きい。武居自身も直接見たデンサヤームの印象を「足が長いので、遠い距離が得意そう」と分析した。すでに100戦を超えるキャリアを持つ事も含め、強敵であることは間違いないが「K-1王者は特別なので、ここにいる他のチャンピオンに負けないように会場を沸かせたい」と、同席していた他のK-1王者たちに負けないインパクトを残すと宣言した。

 対するデンサヤームも「戦う準備は出来ています。明日は全力で戦います」と言葉は短いが力強い意思表明。K-1のスーパー・バンタム級の絶対王者といわれる武居相手にも「全力で戦うだけ。明日は必ず勝ちます」と自らの勝利を信じて戦うと宣言した。

<計量結果>
▼第17試合 【喧嘩道 Presents】スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R 55.0kg
武居由樹(日本/POWER OF DREAM) →55.0kg
vs
デンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym) →54.5kg

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