【K-1】王者・安保瑠輝也が再計量パスも体調不良で会見欠席、不可思「僕が勝つ予感がする」

2020/03/21（土）UP
（最終更新：2020/03/21 20:15）

　3月22日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN～K’FESTA.3～』の前日計量・記者会見が、21日都内にて行われた。

　第14試合【武州鳶 Presents】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1Rにて王座を争う、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也（24＝team ALL-WIN）、挑戦者の不可思（28＝クロスポイント吉祥寺）が計量に臨み、不可思が65.0kgジャストでパス。安保は1回目の計量で65.15kgと150gオーバーとなったが、全選手の計量終了後に再計量に臨み、65.0kgで計量をパス。タイトルマッチ実施にこぎ着けた。

　不可思はRISEライト級、KING OF KNOCK OUTスーパーライト級など5つのタイトルを獲得した後、昨年6月にK-1デビュー。初戦は佐々木大蔵にカットを許しTKO負けを喫したものの、その後堀井翼、大和哲也を連続KOで下し、4戦目にして王座挑戦のチャンスを得た。

　対する安保は昨年6月にゲーオ・ウィラサクレックの持つスーパー・ライト級王座に挑戦し、延長戦を制し王座奪取。しかしその内容に納得せず、ダイレクトリマッチとなった同12月の再戦でも延長戦となる接戦を制し、初防衛に成功している。

　計量後には記者会見が行われたが、安保は体調不良を理由に会見を欠席。挑戦者である不可思のみが今回の対戦について語った。

　不可思は「今回の試合に向けて、過去最高の仕上がりになりました。最高とはっきり言えるくらい体調的にも感覚的にも調子がいい」と、タイトルマッチに向け最高の状態であるとアピールした。

　対戦する王者・安保が1回目の計量に失格、2回目でパスするも体調不良により会見を欠席した件については「相手の瑠輝也選手が計量クリアしたけど体調悪いみたいなので、ちゃんと回復させて万全な体調で戦えることを願っています」と、明日の決戦に向けてエールを送る余裕ぶり。改めて「明日の試合は僕が勝つっていう予感が凄いしています」とK-1参戦4戦目での王座奪取を実現する自信を見せた。

＜計量結果＞
▼第14試合　【武州鳶 Presents】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R　65.0kg
安保瑠輝也（王者/日本/team ALL-WIN）　→65.15kg　→65.0kg
vs
不可思（挑戦者/日本/クロスポイント吉祥寺）　→65.0kg

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