【レベルス】バズーカ巧樹が肋骨骨折乗り越え王者に、目指すは西岡蓮太へのリベンジ
8月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.65』。本大会のダブルメインイベント第7試合【無法島 presents】REBELS-BLACK 63kg級タイトルマッチ 3分3回戦にて勝利を収めたバズーカ巧樹(23=菅原道場)が31日、一夜明け会見に臨んだ。
バズーカは丹羽圭介(37=TEAM ニワールド)の持つ王座に挑戦。この両者の対戦は2月に行われた「無法島Presents KNOCK OUT 64kg GRAND PRIX」で実現せず、”幻の続き”と称され注目を集めていた。
試合はバズーカが多彩で手数豊富な攻撃で丹羽からペースを奪取。高度な技術戦の末にバズーカが判定勝利を収め、新王者に輝いた。
会見の冒頭において、バズーカが試合前のスパーリングで左の肋骨を骨折していたと山口元気プロデューサーより明かされた。試合には痛み止めの注射を打って臨んだというバズーカは「骨は折れたんですけど、負ける気もしなくて。痛み止め打ったら骨がくっついた気がして、問題無く試合に臨めました」と表情ひとつ変えずにコメント。並外れた強い精神力をうかがわせた。
試合の出来については「ダウンも取れず倒してないので、全然ダメ」と辛口の自己評価。「ケガのおかげでいつもよりも集中して戦えた」と一切ケガの影響には触れず「もっと鍛え直します」とさらなる高みを目指す構えを見せる。
今後の目標を問われると「強いやつとやりたい。とりあえず西岡蓮太に負けたので、そこにリベンジしてからもっともっと強いやつと戦いたい」と、2月の「無法島Presents KNOCK OUT 64kg GRAND PRIX」(無法島GP)の決勝戦で敗北したシュートボクシング日本ライト級王者・西岡蓮太(龍生塾)との再戦を第一に挙げた。
この一戦を2月のGPと同じく自身の漫画「無法島」の冠試合とした、漫画家の森恒二氏は、バズーカと丹羽の戦い振りを振り返り「本当にすごいストーリー。まだまだ続きがあると思わせるすばらしい試合だった」と絶賛。
無法島GPでは「ダークホースと言われていた」というバズーカの成長を「今バズーカ選手が誰に負けるのかといういうほど、強い王者になった」と高く評価し「どんな団体の選手が挑戦してきても迎え撃てるくらいの強さを身につけたんじゃないかな。もう誰もダークホースとは言わない」と、レベルス王者にふさわしい存在となったと褒め称えた。
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