【レベルス】壱vs鈴木貫太が決定、栗秋祥梧が対戦相手を募集、53.5kg王座リーグ戦はルール変更
12月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.68』の対戦カード記者会見が19日都内にて行われた。
9月のKNOCK OUTで敗戦した壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が再起戦に出陣。鈴木貫太(ONE’S GORL)と対戦する。この一戦は[55.5kg契約3分3R延長1R REDルール※ヒジあり]で行われる。
壱は美しいムエタイスタイルと端正なルックスで注目を集めるファイター。REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメントに参戦し、優勝候補の一角として注目を集めていたが、9月に小笠原瑛作に1RTKO負けを喫しトーナメント敗退。今回が再起戦となる。
壱は前回の敗戦を振り返ると「口だけ大きいことを言ってあんな負け方しちゃって……」と、力を出し切れなかったことに後悔。「次負けたら終わり。いつもより執念深く食らいついていくチャレンジャーの気持ちで」と必勝の構えを見せた。
壱はかねてより小笠原瑛作との対戦を熱望。記者会見においても包み隠さず対戦をアピールし続けていた。その希望が実現した結果が1RTKOとなったが、今も「打倒瑛ちゃん(小笠原瑛作)は変わらない。1年以内に瑛ちゃんい食らいつきたいので、(トーナメントで)瑛ちゃんには負けて欲しくない」と、打倒小笠原を改めて公言。王者となった小笠原への挑戦実現のため、小笠原のトーナメント制覇を希望した。
対する鈴木は8月の『REBELS.65』で[REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント]に出場し宮元啓介と対戦予定だったが、事情により1回戦を欠場。同トーナメントで1回戦敗退となった壱とのサバイバルマッチに挑むこととなった。
鈴木は8月欠場の理由を、家族に不幸があったためと説明。非常に辛い経験であることは想像に難くないが「頑張る糧になるというか、エネルギーに変えられる経験でもある」と、前向きな活力としていく構えを見せた。
壱の印象は「本当に強くて華があるけど、リングマジックで試合後には自分の方がイケメンに見えてるんじゃないか」と”職業イケメン”を自称する壱のルックスを引き合いに出す余裕を見せた。そして「終わってみたらもうやりたくないと思わせるような試合内容にしたいですね」と、控えめながら自信を感じさせるコメント。「アグレッシブにいきます」と、持ち味を活かした試合展開に引きずり込む構えを見せた。
■栗秋祥梧が対戦相手を募集
また9月のKNOCK OUTで宮元啓介に敗北した栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の出場が決定。対戦相手は現在調整中だが[57.5kg3分3R延長1R REDルール]で行われる予定とされている。
栗秋は4連勝の勢いをもって9月に宮元啓介と対戦。実力伯仲の好試合が期待されていたが、宮元が栗秋の打撃を封じきる完勝。栗秋にとっては手痛い敗戦となった。
栗秋は前回の試合を振り返り「ふがいない試合を見せてしまいましたが、自分ではすっきりしていて、練習にも身が入っています。誰が相手でもしっかり魅せて倒すので、自信のある選手はぜひ来てください」と、自ら対戦相手を募った。
会見に同席した宮田充プロデューサーは、栗秋の印象を「センスが光るファイター」と、その才能を評価。一方で「ただもうちょっと練習したら強くなるとみんな口を揃える」とチクリ。さらに「記者会見なのでフォーマルにと言ったけど新品のジージャンを買ってきた。変わってるなあ」と栗秋のキャラクターを強調しつつも「そういう抜けてるところも含めて、完成されていく様を見せてくれると思う」と、ファイターとしての成長に期待を寄せた。
当の栗秋は、カジュアルな服装で会見に臨んだ理由を「スーツを用意するのをすっかり忘れていました。こうなったら新しい服を買っていこうと思ったけど、会場に着いたら場違いでした」と失敗を自覚。「相手が決まったときには、しっかりスーツで失礼の無いように」と、改めてフォーマルな姿を見せると約束した。
■REBELS RED53.5kg級王座決定リーグが選手辞退によりルール変更、4人制リーグに
また本会見では、現在開催中の[REBELS RED53.5kg級王座決定リーグ]についての説明が行われた。
53.5kg王座決定リーグは、当初6名の選手による総当たり戦でスタート。全試合終了時の獲得点数で王者を決定する形式とされていた。
しかし古村光(FURUMURA-GYM)が53.5kgの体重維持が困難となり出場を辞退、またMr.ハガ(ONE’S GORL)は長期休養の申し入れによる出場辞退が決定した。
これにより本リーグ戦は、4選手によるリーグ戦に変更。リーグ戦終了時の獲得点数上位2選手により、改めて王座決定戦が行われる形式となった。
現時点においては、安達浩平(team AKATSUKI)が1戦し勝ち点2、工藤“red”玲央(TEPPEN GYM)が2戦し勝ち点3、響波(Y’s glow)が1戦し勝ち点2、前田伊織(北流会君津ジム)が2戦し勝ち点0という状況。残り試合のうち、安達vs響波は12月6日の『REBELS.68』で実施。最終戦となる安達vs工藤、響波vs前田は来年2月大会での実施が発表された。
今年2月にスタートしながら、新型コロナウイルスの影響により1年がかりとなった本リーグ戦。前田は一歩後退してしまったが、残り3選手には全員王座決定戦への進出チャンスが残されている。上位2名に食い込み、王座獲得チャンスを得るのは果たしてどの選手か。
●編集部オススメ
・女子大生になった川島えりさが“再デビュー”「普通の女の子でも輝ける存在感出す」
・横浜流星、キックボクサーの役作りで”マッチョ”に! 共演したムエタイ王者の小笠原兄弟も敬服
・スーパーフライ級で乱戦勃発、老沼vs心直、白幡vs泰史が対戦決定=12.6後楽園
・決勝で“小笠原兄弟対決”は実現するか、兄・裕典はKING強介と、弟・瑛作は宮元啓介と激突=11.8「55.5kg級T準決勝」
・ぱんちゃん璃奈「年末のRIZIN狙う」11月大会に圧勝し出場目指す
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!