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【レベルス】剛腕・鈴木千裕が福岡発・”戦う車掌”康弘と激突「バチバチに打ち合える、楽しみ」=11.8

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2020/11/06(金)UP

鈴木千裕vs康弘

 11月8日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.67』にて65kg契約 BLACKルール(ヒジなし)で対戦する鈴木千裕(21=クロスポイント吉祥寺)と康弘(31=ゴリラジム)のインタビューが主催者より届いた。

 鈴木はMMAのキャリアを持ち、パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級を制覇。強靭な肉体から生み出される硬質なパンチを武器に、キックボクシング転向後4連勝を飾る。今年2月の無法島GRAND PRIXでは、1回戦を勝ち上がるも、準決勝で西岡蓮太に判定負けし初黒星を喫するも、9月の『KNOCK OUT』でBigbang王者の昇也をTKOで下し再起を果たしている。

強烈なパンチを放つ鈴木

 今回の試合に向け、後半にスタミナが落ちてしまう部分を補うため、走り込みやミットでの追い込みなど体力面を強化している。また「今のパンチだけの勝負ではいずれ倒せない相手が出てくる」と、蹴りも強化しているという。

 康弘との試合については「ガンガン前に出てくるファイターで、僕との相性はいいと思います。格闘技は倒してなんぼ。下がったり判定狙いの選手と僕は戦いたくないし、今回の相手はKO率も高くてバチバチに打ち合えると思うので楽しみですね」とバチバチに打ち合う構えで、「1R KOという形で終わると思います」とKO宣言する。

体力面も強化しているという鈴木千裕

 今年2月に初敗北を喫した西岡蓮太(KNOCK OUT 64kg級王者)の防衛戦の相手に選んでもらえるよう、今は黙ってひたすら勝ち続けるだけだという鈴木。連戦でも問題ないため、12月6日の『REBELS.69』へも出場希望で、康弘に勝利しリング上で出場表明をしたいとタフな野望を語る。

 対する康弘は西日本鉄道の運転士兼車掌として働く”戦う車掌”。2017年11月にプロデビューし、アグレッシブなファイトスタイルを武器に、2019年11月には大和KICK65kg級王座を獲得している。ここまで福岡を拠点に7戦して4勝(3KO)3敗。今回デビュー8戦目にしてREBELS初参戦、東京での試合となった。

西日本鉄道の運転士兼車掌として働く康弘

 普段の運転士・車掌の仕事は、基本は泊まり勤務で休みも不規則なため、勤務前、勤務後と時間がある限りはジムで練習するようにしているという。人の命を預かる仕事であるため、緊張感があり大変だが、キックボクシングをやり始めてからは毎日が充実し、きつさよりも楽しさのほうが上回っているという。

 今回も試合3日前の17時まで働いており、福岡で試合がある場合も計量の前日まで仕事をする。試合直前まで働く理由を「僕は毎試合に全てを懸けていて、試合後はどんな状況になっているかわからないので、できるだけ試合後に有給休暇を使うようにしています」とコメントした。

 20歳で西日本鉄道に入社、その後両親が離婚し身内に女性が多くなったため「自分が守らないといけない、強くないといけない」と思い会社の拳法部に入ったという康弘。もともと格闘技は好きだったため「どうせやるならしっかりやってみよう」と、25歳からキックボクシングを始めた。会社にもプロキックボクサーであることは報告済みで、社報で取り上げてもらうこともあるという。

 対戦相手の鈴木については、格上の選手と認める一方「自分の名前を売るために負けられませんし、強い相手とやらないと意味がないと思うので光栄なことです。いま注目されている選手に勝つのはもちろんですが、この一戦は自分の成長につながると思うので人生の通過点に過ぎません」と意気込み、鈴木に勝利しREBELSの常連選手を狙う。

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