【レベルス】77秒KOの鈴木千裕、12月も連続参戦で「次は蹴りで」
12月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.69』。本大会で[65.0kg契約3分3R(延長1R)BLACKルール]にて対戦する鈴木千裕(24=クロスポイント吉祥寺)、渥美尚也(HIDE GYM)の戦前インタビューが主催者を通じ届いた。
鈴木は今年11月の『REBELS.67』に出場。康弘をわずか77秒で三度倒す快勝を収め、リング上から12月大会への連続参戦をアピールしていた。その意欲が買われてか、希望通り12月大会への出場が決定。「あの勢いのまま乗り込める感じ」と、再度の大爆発を予感させた。
その康弘戦の戦前記者会見では「パンチだけでは勝てない日がやってくる」と、バリエーション豊富な攻撃を匂わせたが、フタを開けてみれば豪快なパンチの連打で圧倒。その試合を振り返った鈴木は「速攻で勝負をかけているわけではなく、ファーストコンタクトの一発が効いたことを確認してから攻めた」と冷静な流れでの勝利だったと解説した。
今回も「倒すのは当たり前」と目標をかかげた鈴木。その上で「倒し方にこだわりたい。格上の選手ともやっていけるなと思っていただけるような試合をしたい」と、再び攻撃バリエーションの変化に挑む姿勢を見せた。
今回対戦する渥美はレベルス初参戦。ネット上での試合を見たという鈴木は「身長が高くてパンチの距離が長い。自分より5cmも高い相手と戦うのは初めて」と、未知の体験に警戒心を見せる。
今年2月に西岡蓮太から喫した初黒星を経て「メチャクチャいろいろ学んだ」という鈴木。レベルスの看板選手に着実に近づくキャリアを見せるが「今はベルトうんぬんじゃなく倒したい選手を倒すだけ。来年には西岡選手への挑戦しか考えていない」と、まずは西岡へのリベンジを果たす構えだ。
そのためにも今回は勝ち方が問われる一戦。キャッチコピーの「クレイジー“ブラック”ダイヤモンド」も徐々に定着してきたという鈴木は「次は『蹴れるダイヤモンド』を見せたい。前回は蹴る前に終わっちゃったので、今回こそ蹴れる自分を見せます」と宣言した。
対する渥美は180cmの長身から繰り出すヒザを武器とする、2018年J-NETWORKウェルター級新人王。レベルス初参戦にして次世代エースとも目される鈴木との対戦に「ここで勝ったら大きいと思います。対戦の話をもらって『いいチャンスだな』と思いました」と歓迎の姿勢を見せた。
渥美はこれまでJ-NETWORK、シュートボクシング愛知大会、そして静岡のS-BATTLEでキャリアを積み、後楽園ホール初見参。同門の選手が戦う姿を見て「歴史もあってすごい選手達が戦ってきたリング。自分も上がりたいと思ってました」と、後楽園ホール参戦に喜ぶ。ビッグなチャンスの到来に「すべてかっさらうような試合をしたいですね」と、鈴木撃破に意気込みを見せる。
その渥美の同門には、昨年10月にぱんちゃん璃奈と激闘を繰り広げたJ-GIRLSピン級王者・MIREYが名を連ねる。そのMIREYに刺激を受けた渥美は「僕もここで盛り上がる試合をすれば、レベルスさんから声をかけていただける」と定期参戦にも意欲。「鈴木選手に勝って、知名度を上げていきたい。チャンピオン目指してがんばります」と、王座狙いの構えを見せた。
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