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【レベルス】10年の歴史への幕に選手からメッセージ、拳手術のぱんちゃん「必ず2月28日に出たい」

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2020/12/19(土)UP

拳の手術を終えたぱんちゃん璃奈が2月レベルス最終戦への出場を直訴

 12月18日(金)株式会社Def Fellowは会見を行い、現在運営中のプロ格闘技イベント『REBELS』を『KNOCK OUT』に統合。これにともない2021年2月28日(日)後楽園ホール大会を『REBELS~The FINAL~』と銘打つ最後の大会とすると発表した。

 この会見にはレベルスを主戦場とするファイター18名が出席。レベルスへの思いと、新展開を迎える2021年に向けた抱負を語った。

 最初に登場したのはREBELS-BLACK女子46kg級王者・ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)。今年11月の試合で負傷した拳の状況に触れ「拳を手術したので、復帰戦は2月、遅くても3月と思っていたんですけど、先ほど2月28日がレベルス最後というお話を聞きました。私はアマチュアからレベルスに参戦させていただいているので、必ず2月28日に出たいなという気持ちがあります」とレベルス最終大会への出場を強く志願した。

ぱんちゃんは今年8月に女子46kg級王座を獲得、新設される47.5、49.0kgの王座も狙う

 またKNOCK OUTへの統合にともない階級が整理される点に触れると「ベルトも46kg級のアトムになるということなんですけど、自分は47.5kg、49kgでも自分は出られます。3階級ベルト取れるのはラッキーだなと思いました。3つベルト狙っています」と女子三階級制覇への意欲を見せた。

 12月大会でT-98を破り、自己ベスト階級”75kg級”の新設を訴えていた松倉信太郎(TRY HARD GYM)は新生KNOCK OUTでのミドル級(-75.0kg)新設を受け「スーパーミドル級を作ってもらえましたが、作ってもらって終わりじゃなくてここがスタート。僕に賭けてもらったと思っているので、僕も覚悟を見せていかないといけない」と、新設の責任を自らに課した。

松倉信太郎は純白のスーツで登場、75kg級に強い責任感を見せる

 また新体制となるKNOCK OUTにおける自らの立ち位置を「色々な選手がいて、様々な階級があるんですけど、その中でどの階級がっていうのは見ている人にはあまり伝わっていない思っている。松倉がいる階級というように認識してもらえるように戦っていきます」と、自らの存在感でファンにわかりやすさを提供する構えを見せた。

 最後に登場したのはREBELS70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)。日菜太はかねてより近年中の引退を公言してきたが「コロナの影響で僕は今年2試合しかしてないんですけど、それによって選手寿命が延びたかな」と、2020年に予定していた引退が延びたと公表した。

 日菜太がREBELS70kg級王座を戴冠したのは2013年4月の「REBELS.15」。以来レベルスのリングでは無敗を誇っている。自らを「日本人70kg級最強」と自負する日菜太は「強い若いやつとやるのは盛り上がるんじゃないか」と、同階級で活躍する他団体選手との対戦を希望した。

日菜太は2月、3月大会で国内強豪との対戦を呼びかけ

 日菜太が例に出した選手はシュートボクシングのS-cup65kg級王者・海人(TEAM F.O.D)と、現在10連続KO勝利中の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)。「そういう若い選手と、今だからやれるチャンスがあるんじゃないかな。僕に勝ったら美味しいと思うので、2月大会だったり3月大会でぜひやりたいと思います」と国内トップ対戦の実現に含みを持たせた。

 その他選手のコメントは以下の通り。レベルスのエンディング、そして新生KNOCK OUTの始動に向けた各選手の動きに注目が集まる。

<選手コメント>
▼老沼隆斗(STRUGGLE)
「僕は他団体で新人王トーナメントで優勝して、(団体代表の)山口(元気)さんに声をかけていただいて、レベルスのリーグ戦に出場してチャンピオンになれました。レベルスには感謝の気持ちでいっぱいです。その気持ちを胸に持って、新しいKNOCKOUTでも輝いていきます」

▼小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
「僕もレベルスはずっとデビュー戦から育てていただきました。KNOCKOUTはブシロードさんがやっていた初回から出させていただいて、思い入れのある大会です。これから新しくなる形で僕が自分より下の選手も、他団体でベルトを持っている選手も倒して必ず引っ張っていきたいと思います」

▼宮元啓介(橋本道場)
「2021年来年は強い選手倒して上に行ける年にしたいと思います」

▼栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
「九州時代からレベルスが大好き。九州の時から参戦してお世話になってるんで、最後フェザー級でしっかり暴れたいと思います」

▼安本晴飛(橋本道場)
「僕も一番最初に撮ったベルトがレベルスのスーパーフライ級。最後のレベルスってことで、僕も2月出ていい試合したいと思います」

▼小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)
「来年一発目からルールと階級を変更してやっていくことで、来年は57.5kgBLACKのベルトを狙おうと思います。格闘技に興味が無い人でも面白いと思うような試合をしていきます」

▼龍聖(TRY HARD GYM)
「来年はKNOCKOUTの中心に行くのは当たり前だし、格闘技界の中心になりたいと思います。

▼良太郎(池袋BLUE DOG GYM)
「僕もデビューして10年。何かしらの因果があるのかなと思います。僕もレベルスで育てていただいて、僕が最後のライト級チャンピオンのままレベルスが幕を引く。レベルスは元々反逆者という意味。team AKATSUKIの連中がそういうのを持っているので、レベルスの魂を継いでいくという形で、KNOCKOUTの中でも戦っていければと思います」

▼バズーカ巧樹(菅原道場)
「来年は無敗で爆発します。押忍」

▼スアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿)
「日本に来て5年くらい。レベルスでベルトを取れて、KNOCKOUTもREDのチャンピオンを取りました。来年も倒せる面白い試合をたくさんします。がんばります」

▼大谷翔司(スクランブル渋谷)
「自分を育ててくれたレベルスの最後の大会で、バズーカ選手とリターンマッチやってベルトが欲しいです」

▼T-98(クロスポイント吉祥寺)
「僕は今連敗しているので、しっかり準備して2021年はまた勝ち続けられるように臨みたいと思います」

▼吉田英司(クロスポイント吉祥寺)
「今年はいろんな事情で試合ができなかったんですけど、来年1月他団体のイノベーションでタイトルマッチが決まっているので、2本目のベルトをとって、来年はレベルス・KNOCKOUTで活躍できるようにがんばります」

▼津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
「僕はオーストラリアから帰国して、初めて日本プロの試合に出させてもらったのがレベルスです。ずっとレベルスにお世話になってました。無くなるのはさみしいですが、新生KNOCKOUTでも元レベルスの選手として盛り上げていこうと思います。僕は今70kgスーパーウェルター級なんですけど、新しい階級もできたので、来年は必ずベルトを獲りたいと思います」

▼渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
「来年いっぱいで引退する渡慶次です。あいつキックボクシング弱いからぶったおしてやるっていう熱い選手お待ちしています。僕は67.5~75kgくらいまではこだわり無く、チャンピオンベルトというよりは熱い試合を一試合一試合見せて、ラウェイの渡慶次やばいなと思わせたいんで、そこに注目して応援してください」

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