【K-1】王者・椿原龍矢「徳川家康くらい強くなりたいと思います!」玖村修平戦へ公開練習=5.23
5月23日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『K-1 WORLD GP』の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]で玖村修平(24=K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する、第4代K-1フェザー級王者・椿原龍矢(22=月心会チーム侍)が公開練習を行った。
椿原は、卓越したテクニックを武器に、Krushの舞台で経験を積み、20年7月からフェザー級に階級を上げ、桝本翔也を左ハイキックで一撃KO。続く、9月のK-1大阪大会では王者・江川優生とスーパーファイトで対戦して、判定勝ち。今年3月に江川とタイトルマッチでの再戦に挑むと、延長判定2-1で江川を振り切り、第4代K-1フェザー級王座に就いた。
3月の前戦から断続して追い込めており「準備はばっちりかなと思います」と調整も順調な様子で、公開練習では持ち前のステップからリズミカルにミットに蹴りを叩き込み「前回の試合で怪我もなく、練習を再開できているので不安はないです」と語る。
公開練習では蹴り中心のミット打ちだったが、今はパンチを重点的に練習しているという。「どこまでパンチが変わったかは試合で見てもらいたい。僕もめっちゃ楽しみにしているので、みなさんも楽しみにしてほしい」とアピールした。
対戦相手の玖村を「綺麗で上手くて速い。自分の距離を守って戦うタイプ」と分析しつつ「僕も自分の距離を守るタイプなので、噛み合う試合になればいいと思います」と試合展開を予想。人によって戦い方を合わせられるという椿原は「玖村選手が前に出てきても、距離をとってきても、絶対に苦手な部分はあるはず。そこを突いて一撃で倒す。どんな戦い方で来ても負けへんように準備します」と語る。
ベルトを獲り「『やっぱりチャンピオンは強いねんな』や『椿原とやりたいと思っとったけど、無理やな』と思われるくらい倒しに行ったり、強さを見せていきたいと思います」という椿原。
昨年からフェザー級に階級を上げ、まだ3戦。「色んな選手とやることになったら、その選手に合った戦い方をやるし、最終的には誰が相手でも自分の戦い方にドン!とはめて戦いたい。なんでもできる選手だと思ってもらいたいです。これから身体もまだまだ作っていけるし、パワーもスピードもテクニックもついてくる。僕はどのチャンピオンよりも伸びしろがあると思っています」と意気込む。
今回のフェザー級スーパーファイトのポスターに“フェザー級戦国時代”というキャッチコピーが付き、椿原は「戦国時代でいっちゃん強かったの誰ですっけ(笑)? 最後に幕府を作ったんが徳川家康やと思うんで、徳川家康くらい強なりたいと思います!」と家康になる宣言。
最後にファンに向けて「今の自分は応援してくれる人もいるし、そうじゃない人もいる。なんやかんやで注目されていると思うので、試合することが楽しみです。今回はこれからのK-1を引っ張る若い選手が多い大会で、そこに出させてもらうことが光栄。(ジムの後輩で、バンタム級トーナメントに出場する野田)蒼からバトンを受けとって、それを蒼に返せる、めっちゃいい大会です。僕らに期待してもらって、月心会の2人が勝つところを見てもらいたいです!」とメッセージを送った。
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