2021/10/10（日）UP
（最終更新：2021/10/10 20:17）

植山vs京谷のハードパンチャー対決

　11月14日（日）大阪・丸善インテックアリーナにて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』の対戦カードが発表された。

　“伝説の壊し屋”京谷祐希（33＝山口道場）が参戦。シュートボクシング（SB）日本スーパーバンタム級王者・植山征紀（25＝龍生塾ファントム道場）とバンタム級（-55kg）戦（3分3R延長1R）で対決する。
　京谷は7月の前戦でSB日本バンタム級王者・川上叶と戦い判定負け。SB王者連戦という試練のマッチメイクとなった。

【動画】容赦ないダウン連発でKO勝利するSB王者・植山＝今年6月

強烈なパンチを叩き込む京谷

　京谷はK-1三階級制覇王者・武尊に唯一の黒星をつけたハードパンチを武器にする壊し屋。10年には皇治、16年には玖村修平を撃破したビッグネームキラーとして名を馳せる。

　ケガなどにより長期欠場していたが、19年9月にRISE初参戦で復帰すると金子梓に2R KO勝利。今年5月には17歳の寺山遼冴と引き分け、7月には21歳のSB王者・川上のアグレッシブファイトの前に黒星を喫するなど若い王者クラスへの苦戦が続いている。

　対する植山は小・中と空手を習い高校2年生の時、SBでプロデビュー。18年にSB日本スーパーバンタム級王者となった。

計４度のダウンを奪い圧巻勝利する植山＝今年６月

　RISEには17年に一度出場していたが、昨年11月のRISE DEAD OR ALIVE2020トーナメントで急遽の代打出場。同トーナメントで優勝した志朗に1回戦で判定負けした。前戦は今年6月のRIZINで、強打で2R KO勝利している。

　京谷はコメントで「前回は本当に不甲斐ない試合をしてしまい、最低で最弱な自分を見せたにもかかわらず、また地元大阪のRISEに呼んでもらいチャンスをもらえたので今回はバッチコーンと決めさせていただきます！」と気合を入れる。
　また「前回同様シュートボクサーなので、ここに勝てば前回の負けもトントンになる」と挽回を狙う。

　対して植山はシンプルに「シュートボクシングのチャンピオンとして派手にKO勝ちして、実力を証明したいと思います」と容赦なくKO勝利宣言した。

■”恋ステ”有井渚海、”空手家”田渕神太も参戦

　また、横浜大会よりバンタム級（-55kg）に階級を上げランカーの京介に判定勝利した有井渚海（20＝及川道場）が連続してビッグマッチに登場。
　今回対戦相手として決定したのは、RISE初参戦となるNJKFバンタム級暫定王者の甲斐元太郎（19＝理心塾）となった。甲斐は今年8月に対戦相手欠場により同王者となり初戦のリングがRISEとなる。

　さらにRISEの女子大会『RISE GIRLS POWER』で活躍する田渕涼香の兄・田渕神太（22＝拳聖塾）がRISE二度目の参戦。今年4月、初登場の時にはフェザー級王者の工藤政英と堂々とした闘いを展開した。
　その田渕に挑むのはRISEでプロデビューから連勝中の大森隆之介（21＝EX ARES）。今年6月の修斗大阪大会で開催されたCKC2021-54kgトーナメントでは、一回戦で有井渚海に敗れプロ初黒星となったが、ここからの再起を狙う。