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【DEEP KICK】60回記念大会のカード決定、全4試合が王座決定戦・タイトルマッチ=3.13

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2022/02/10(木)UP

KENTAvs大石健作

 3月13日(日)に泉大津市・テクスピア大阪にて2部構成で『DEEP☆KICK 59』、『DEEP☆KICK 60回記念大会』が行われる。そのうち、記念大会について構成及び対戦カードが発表された。
 2009年に旗揚げして今年で13年目となるDEEP☆KICKは60回を迎えることから、今回を記念大会と題し、王座決定戦・タイトルマッチの4試合のみで開催される。

 1つ目のカードには、山畑雄摩が返上したDEEP☆KICK-63kgのベルトを懸けたDEEP☆KICK-63kg王座決定戦が決定。共に山畑との対戦経験のある、DEEP☆KICK-63kg級1位・KENTA(HAYATO GYM)と同級2位の大石健作(TEPPEN GYM)が対戦する。両者は昨年12月の『RISE153』で対戦し、KENTAが判定勝利を収めており、今回が再戦となる。

山畑に右ミドルを蹴り込むKENTA

 KENTAはRISEライト級7位で、プロ戦績は18戦14勝(6KO)3敗1分。DEEP☆KICKには昨年9月に初出場し、当時王者の山畑とRISEルールで対戦し判定勝利した。その後、大石にも勝利し現在2連勝中、DEEP☆KICKルールでの試合は今回が初となる。

 対する大石は日本拳法をバックボーンに「キックボクシングと株のトレーダー」という異色な2足の草鞋を履く選手。プロ戦績は10戦4勝(4KO)5敗1分と勝ち星は全てKO勝利を収めている。

宮崎就斗vs麻太郎

 2つ目のカードは昨年DEEP☆KICK-57.5kg第2代王座を手にした宮崎就斗(TARGET)に挑戦者決定トーナメントを制した麻太郎(NJKF健心塾)が挑む。

 宮崎は戦績43戦23勝(7KO)18敗2分のベテランで、パンチ・蹴り・ディフェンスなど全てにおいてトップクラスの実力を兼ね備えた28歳。

ヒザ蹴りを突き上げる宮崎

 2020年にDEEP☆KICK-57.5kg王座決定トーナメントに出場し決勝に進んだが、対戦相手の山田直樹が体調不良で試合中止となり暫定王者となった。昨年1月に、対戦予定であった山田とタイトルマッチを行いドロー防衛し、暫定王者から正規王者の称号を獲得している。今回は正規王者になって初の防衛戦となる。

 対する麻太郎は今回が2度目のタイトルマッチ挑戦となる20歳。昨年4月には[DEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメント]の激戦を制し勝ち上がり王者・拳剛に挑むもTKO負けを喫し王座を逃している。今回、階級を上げた[DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント]も勝ち上がり、挑戦権を手にした。

翔磨vs長谷川英翔

 3つ目のカードは、拳剛が返還したDEEP☆KICK-55kgのベルトを懸け、今年1月より開催されている[DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント]の決勝戦で翔磨(多田ジム)と長谷川英翔(誠剛館)が対戦する。

 翔磨は鋭い蹴りと当て感抜群の左ストレートが武器のアグレッシブファイター。今年1月のトーナメント準決勝で、昨年7月に対戦しドローで終わっているFUJIMON♡との再戦で判定勝利を収め、決勝に駒を進めた。

翔磨(右)と長谷川が並ぶ

 対する長谷川は前王者・拳剛の甥であり弟子である格闘一家の新鋭。アマチュア時代から様々なタイトルを獲得し鳴り物入りでプロデビュー、デビュー後1年で6戦5勝1敗と好成績を収めている。昨年11月にはプロ唯一敗北を喫した相手のKING龍蔵と再戦しリベンジを達成、今回のトーナメント出場権を獲得した。今年1月のトーナメント準決勝は対戦相手の久津輪将充が体調不良でドクターストップで急遽試合中止となってしまったが、長谷川はポジティブに「今回の運も活かして王者になって、再びジム(誠剛館)にベルトを持ち帰る」と決意を語る。

塚本望夢vs空龍

 4つ目のカードはDEEP☆KICK-51初代王座決定トーナメント決勝戦で、勝ち上がってきた塚本望夢(NJKFteamBonds)と空龍(空修会館)が、初代王座をかけ対戦する。

 塚本は昨年7月にプロデビュー以降4戦4勝(1KO)と無敗の16歳で、幼いころからのタイでの修行を活かしたオールマイティな実力を持つ。昨年11月の準決勝ではDEEP☆KICK-53kg初代王者でもあるタネヨシホの実兄、タネ♡ヨシキに3度のダウンを奪い1R TKO勝利している。今年2月の『NJKF 2022 west 1st』では寺西大輝にKO勝利、現在2連続1R KO勝ちと波に乗っている。

強烈なパンチを叩き込む塚本(右)

 対する空龍はプロ10戦8勝(3KO)1敗の17歳。空龍を除く今トーナメント出場者全員が「1番警戒している選手は」の問いに空龍の名前を挙げている程の注目選手だ。昨年11月の準決勝ではKING TSUBASAに判定勝利し決勝へ駒を進めた。今年1月には『RISE154』に出場し、当時8戦負けなしの数島大陸(及川道場)に判定勝利、数島に初黒星を付けている。

 試合順は後日発表、DEEP☆KICKが満を持して打ち出すベルトを懸けた4試合に注目が集まりそうだ。

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

〈対戦カード〉
▼DEEP☆KICK-63kg王座決定戦 3分3R 延長1R
KENTA (HAYATO GYM)
vs
大石健作(TEPPEN GYM)

▼DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
宮崎就斗(TARGET)
vs
麻太郎(NJKF健心塾)

▼DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
翔磨 (多田ジム)
vs
長谷川英翔(誠剛館)

▼DEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
塚本望夢(NJKFteamBonds)
vs
空龍(空修会館)

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