【DEEP KICK】木村Cerberus颯太が-65kg王者に、塚本望夢と空龍が-51kg王座決定トーナメント決勝進出
DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK 57』
2021年11月28日(日)テクスピア大阪
▼メインイベント DEEP☆KICK-65kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
●中澤友(魁塾/ビンチェレあべの)
判定0-3 ※26-28、26-28、26-28
○木村Cerberus颯太(NJKF心将塾)
※木村Cerberus颯太が-65kg第3代王者に
“サイレントスナイパー”憂也(魁塾)が長らく保持していたDEEP☆KICK-65kg王座を返上したため、DEEP☆KICK56から同級の王座決定トーナメントがスタート。準決勝を勝ち上がった中澤友(魁塾/ビンチェレあべの)と木村Cerberus颯太(NJKF心将塾)が対戦した。
中澤はテコンドー仕込みのサイドキックで距離を制することが得意な30歳。今回初戴冠して来年はRISE出場を意気込む。
対する木村は「ウルトラマンに憧れ、戦いごっこの延長でキックを始めた」という個性派。ここ数年キックから離れた時期もあったが、同門の山畑雄摩の活躍に刺激され復帰を決意したという。「早く山畑さんに追いついて追い抜きたい」(木村)
試合は木村が右ストレートでダウンを奪えば、中澤も右フックでダウンを奪い返すという1Rから激しい展開に。
しかし2R以降、木村は地力の差をじわじわと見せつけ、試合の流れをたぐり寄せる。対照的に中澤は時間が経つにつれ、掴みで警告を受けるなど試合の作りが粗くなっていった。
3R、木村は右で中澤の上半身を大きく揺らし、勝負を決定づけた。判定は3-0で木村。地獄からの使者──ケロベロスをリングネームとする木村はヒールキャラで世に出たいと願う。そして試合後は「2022年には、RISEのオープンフィンガーマッチに参戦したい」と宣言した。
「僕はパンチが得意で殴るのが大好き。思い切りオープンフィンガーで殴りたい。まず手始めに山口裕人さんと殴り合いたい」
新チャンピオンの野望はRISEに届くのか。
▼セミファイナル DEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
●タネ♡ヨシキ(直心会)
TKO 1R 1分55秒 ※レフェリーストップ
〇塚本望夢(teamBonds)
※塚本望夢が-51kg初代王座決定トーナメント決勝に進出
DEEP☆KICK初代-53㎏級王者タネ♡ヨシホの実兄タネ♡ヨシキ(直心会)がDEEP☆KICK初参戦。塚本望夢(teamBonds)とのDEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント準決勝に臨んだ。最近の塚本は絶好調。今年9月の『DEEP☆KICK 55』にて行われた「STYLE高等学院presents DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント」では文句なしの優勝を果たし、このトーナメントへと駒を進めた。
まだ16歳ながら、塚本は幼少期からタイに渡り現地でムエタイ修行に励むなど、そのポテンシャルは計り知れない。
果たして1R、塚本は右でキャリアに勝るヨシキから先制のダウンを奪う。焦ったヨシキは大振りのパンチで逆転を狙うが、空を切るばかり。その後塚本は再び伸びやかな右で2度目のダウンをとり、最後は左でとどめを刺した。1R1分55秒、TKO勝ち。空龍が待つ決勝へと駒を進めた。
両者はアマチュア時代に何度か闘っており、最後の一戦では空龍が勝利を収めているという。来年3月13日開催の決勝戦について水を向けられると、塚本は「しっかりとリベンジして、僕がチャンピオンになる」と宣言した。
▶次ページは第4試合~第2試合
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