2023/05/02（火）UP
（最終更新：2023/05/02 19:14）

上段回し蹴りを決める岩﨑

　5月13日（土）～14 日（日）に東京・代々木競技場第2体育館で『2023 北斗旗第6回世界空道選手権大会』が開催される。
　空道（くうどう）とは、「空手＋柔道」、あるいは「ムエタイ＋ブラジリアン柔術」的な着衣総合格闘技。道着と顔面防具を着用し、顔面への頭突きや掌底を含む打撃、投げ、寝技が認められる。

　同大会は昨年コロナ問題により開催が見送られ、本年もコロナ問題が完全に収束していない状況ゆえに、ホスト国の日本を含め、各国代表を各カテゴリー1～2名に限定し、開催することとなった。

大倉萌（左）と岩﨑大河

　日本代表にはMMAでも活躍する岩﨑大河、キックボクサーとしてRISEのリングでも戦う大倉萌らも出場する。

　また、ロシアによるウクライナ侵攻により、ロシア選手の出場可否が国際世論の上で問われる状況となっていたが、国際空道連盟（KIF）は、この世界大会にウクライナ・ロシア両国から選手が出場できることを願い、根強く両国と折衝を重ねた。

　ウクライナからの選手招聘は、ウクライナ国内の事情により叶わぬこととなったが、ロシアからは、男子-230クラスにコリャン・エドガー（世界選手権2005・2009年優勝、2014 年準優勝、2018年ベスト4）、女子-220クラスにアナスタシア・モシキナ（世界選手権2018 年優勝）を含む選手たちが、ロシアという国の代表でなくAAHOC（Athlete Authorized by the Hokutoki Organizing Committee）として出場することが決定。

「ロシアからの集団（応援団）来場をしない」「大会会場でロシア国旗を使用しない」「ロシアコールをしない」などといった条件受諾のもと、世界選手権に出場することとなった。

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