【イノベーション】翔、血だるまのヒジの斬り合いに勝利
左ハイキックで山田（左）からダウンを奪った岩浪（右）
▼第10試合 4大メインイベントII 53kg契約 3分3R
○岩浪悠弥（橋本道場/INNOVATIONバンタム級王者）
判定3－0 ※三者とも30－28
●山田航暉（キング・ムエ/WMC日本スーパーフライ級王者）
INNOVATION二階級制覇、三冠王の岩浪が、タイでも試合経験豊富な山田と激突した。
1R、右ミドルの山田に、岩浪は左ミドル、ローと蹴りを散らして互角の展開。終盤には、岩浪が左ハイをクリーンヒットさせダウンを奪うと、バックスピンキックで追撃する。
巻き返しを狙う山田は2Rから手数を増やして前に出る。岩浪は三日月蹴りを返すなどし、主導権を握らせない。3R、山田はパンチ・ヒジで前に出るが、岩浪は右ミドル、右ロー連打を的確に返していく。山田に追い上げを許さず、岩浪がフルマークの判定勝ちを収めた。
左ミドルで櫻木（左）を圧倒した安本（右）
▼第9試合 4大メインイベントI 57.20kg契約 3分3R
○安本晴翔（橋本道場/INNOVATIONバンタム級3位、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者）
判定3－0 ※三者とも30－29
●“闘ふ神主”櫻木崇浩（武勇会/INNOVATIONフェザー級王者）
現在、9戦8勝（2KO）1分の無敗記録を更新中の安本が階級を上げて、INNOVATIONフェザー級王者・櫻木と対戦。櫻木は香川県高松市の廣田八幡神社で神主を務め自ら“闘ふ神主”と名乗る変わり種。バランスのいい攻撃を持ち味とし、昨年10月にINNOVATION王座を獲得している。
1R、前に出る櫻木にサウスポーの安本は左ミドル、右ローと蹴り技主体の攻めで主導権を握る。2R、櫻木は右インローを狙い打ちするが、安本の蹴り技のペースは一切落ちることなく、左ミドルをテンポ良く当てていき優勢。ジャッジ三者とも安本を支持。
3R、反撃に出る櫻木は組み付いてヒザを当てるが、距離を取る安本は変わらず左ミドルでペースを握る。一発の重みはないが、しっかりと好印象を残す。終了間際には安本はミット打ちをするかのように、左右ミドルを連続で当てる余裕ぶりを見せ判定勝ち。これで10戦無敗となった。
▼第8試合 フェザー級 3分3R
△アトム山田（武勇会/INNOVATIONフェザー級5位）
ドロー 判定0－0 ※三者とも29－29
△真沙希（VERTEX/NJKFフェザー級6位）
▼第7試合 フェザー級 3分3R
○タイガ（HOSOKAWAジム/INNOVATIONフェザー級6位）
KO 3R14秒
●高石 楽（マスターズピット/INNOVATIONフェザー級7位）
▼第6試合 ライト級 3分3R
○MIDORI（習志野ジム/INNOVATIONスーパーライト級7位）
判定3－0 ※28－27、29－27、28－27
●JOKER（花澤ジム/INNOVATIONライト級8位）
▼第5試合 WBCムエタイ日本統一ランキング査定マッチ 65kg契約 3分3R
○加藤剛士（Axspear池袋/元WPMF日本スーパーライト級王者）
KO 2R1分27秒 ※右ハイキック
●マリモー（キングジム/NJKFスーパーライト級9位）
▼第4試合 2017年INNOVATION新人王トーナメント・フェザー級決勝戦 3分3R延長1R
○ギャラクシー 黒川（武勇会）
KO 3R2分18秒
●ユウト（拳鬼会）
▼第3試合 スーパーライト級 3分3R
○森昌典（Club TOSHI）
KO 1R1分49秒
●宮本佳典（橋本道場）
▼第2試合 フェザー級 3分3R
○吉田凛汰朗（VERTEX）
KO 2R1分53秒
●鈴木孝則（総合格闘技TRIAL）
▼第1試合 59kg契約 3分3R
○清水佑太郎（Club TOSHI）
判定3－0 ※30－29、30－29、30－28
●海登（光ジム）
▼オープニングファイト2 58kg契約 2分3R
○聖（光ジム）
判定2－0 ※29－29、29－28、30－29
●都築 憲一郎（MTOONGジム）
▼オープニングファイト1 バンタム級 2分3R
○KEITO（ダイケンスリーツリー）
KO 1R1分46秒
●誓（ZERO）
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