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【ボクシング】出た、拳四朗が必殺の”北斗百裂拳”でKO勝利

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2017/12/30(土)UP

V2をKOで達成した拳四朗

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」
2017
1230日(土)横浜文化体育館

▼WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 12回戦
拳四朗(25=BMB/王者)
TKO
 4R112
ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ/挑戦者)
拳四朗が2度目の防衛に成功。

 2度目の防衛戦で11戦無敗の王者、拳四朗に対し、ペドロサは18勝(8KO32分の戦績で、パナマスーパーフライ級王座、WBAカリブ海スーパーフライ級王座などのローカルタイトルを5つ獲得。現在7連勝中で、KO率は35%(拳四朗は45%)。世界タイトル挑戦は今回が初。

 立ち上がりは、ペドロサは頭を低く踏み込んでボディストレートを中心に攻める。拳四朗は距離を保ちながら左ジャブをヒットさせながら様子を伺う。

Rから前に圧力をかけてくるペドロサに拳四朗の左ボディがヒットし始める。

4R、パンチを連打しTKOした拳四朗

 そして4R、拳四朗の右フックがヒット。相手はダメージで大きく後ろにバランスを崩す。そこをチャンスと見てパンチをまとめ、左ボディで相手がうずくまったところに右アッパーでダウンを奪う。相手が立ち上がると再びパンチをラッシュし左ボディでペドロサがロープぎわに沈み、拳四朗が世界王者になって初のKO勝利を収めた。

 「最初は(セコンドから)ジャブで行けって、その通りにやってたんですけど、後半当たるようになてからどんどんプレッシャーをかけて行ってという作戦だった。あれ実は北斗百裂拳です」とKOに至ったパンチのラッシュを漫画『北斗の拳』の主人公ケンシロウの必殺技のリアル北斗百裂拳であると語った。


▼OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ
○清水聡(大橋/OPBF東洋太平洋フェザー級王者)
KO 7R2分8秒
●エドワード・マンシト(フィリピン/同級14位・挑戦者)
※清水が初防衛に成功

 12年ロンドン五輪銅メダリスト・清水は昨年9月にプロデビューし、10月に東洋太平洋王座を獲得。現在4連続KO勝ち。対するマンシトは24戦15勝(9KO)7敗2分の戦績。

 1R、ひたすら距離を潰す変則的なスタイルのマンシトに、清水は右フックでダウンを奪う。7Rにも、突っ込んでくるマンシトから2度のダウンを奪うと、さらにラッシュを浴びせてTKO勝ちした。

 

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