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【ビッグバン】城戸康裕、タフな相手に技術で上回り勝利、駿太はMA王者に判定防衛も悔し泣き

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2020/11/08(日)UP

Bigbang10周年記念興行、メインの激戦を制した城戸(右)

ビッグバンプロモーション
『スーパービッグバン2020 【ビッグバン10周年記念興行・谷山ジム35周年記念興行】』第二部
2020年11月8日(日)東京・TDCホール(東京ドームシティホール)

▼第9試合 メインイベント第2試合 72Kg契約 (3分3R ビッグバンルール)
○城戸康裕(谷山ジム)
判定2-0 ※29-29、30-29、29-28
●藤村大輔(K-1ジム SAGAMI-ONO KREST)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

強烈な左のローで藤村の足を壊しにかかる城戸(右)

 城戸はキャリア75戦を数える国内屈指の大ベテラン。2008年にK-1MAX日本王者に君臨した後は、第2代Krushスーパー・ウェルター級王者、MA日本ミドル級王者、WBKF世界70kg王者と数々のタイトルを獲得。しかし今年3月『K’FESTA.3』の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントでは、準決勝で和島大海に判定負けを喫し、悲願のK-1王者から一歩遠のいた。
 今年8月には元JJモデルの平木愛美さんとの結婚を発表。結婚後初戦にして再起戦を、所属ジム主催のBigbangで迎える。

城戸の左ハイキックが藤村を強襲

 対する藤村は強打が持ち味のファイター。昨年7月のKrushで行われた「日本vs中国・7対7全面対抗戦」ではドン・ウェンフェイから勝利する活躍を見せた。今年3月の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントではリザーブファイターに抜擢され、小鉄に判定勝利を収めている。

 1R、いつも通りリラックスしたサウスポー構えの城戸に、藤村は落ち着いて詰めるが、城戸の左ローを被弾する。城戸のローの音が会場に響き渡る。
 城戸が下がりながらの右ロングフックをヒットさせると、さらに左ハイからバックブローと大技。藤村は単発のジャブ、前蹴りを打つが届かない。終盤に藤村の右ストレートがヒット。

タフネスぶりを発揮した藤村・終始、休まず攻撃する

 2R、藤村がガートを上げながら詰め、フック連打を城戸のガードの上から叩き込む。城戸はすかさず左ローを返す。詰める藤村に城戸の左フックが入る。城戸はしつこく強烈な左ローを入れ続けると、カットしない藤村のステップが一瞬止まる。右フックとアッパー主体に攻める藤村のスキをつき、城戸のバックブローがクリーンヒット。グラつく藤村に、城戸が追い打ちでパンチ・ヒザを連打。

 3R、藤村が一気に城戸をコーナーに詰め、パンチ連打。城戸はガードしつつも若干フラつき、距離を取り逃れる。中盤に城戸の左ハイがヒットし、藤村はグラつくも攻勢をやめない。前に出てはパンチを出し続ける藤村。城戸の左ロー、ハイを被弾し続けるも、藤村は詰めてはフックを振るい続ける。

メインで判定勝利を収めた城戸(右)

 判定2-0で城戸。城戸がクリーンヒット数で上回るも、藤村の被弾覚悟の攻め姿勢が光る一戦だった。

 城戸はマイクで「最後倒そうかなと思ったんですけど、藤村君、なんかやってますね。あんだけ奥足効いたら立てないんで、ウソウソ(笑)。2ラウンドくらいで(相手が)立てなくなる予定だったんですけど、怖くなった。12月13日のK-1は決まらなかったんですけど、次のいい感じの試合が決まりそうなので、応援よろしくお願いします」とコメントした。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

▶︎次ページは駿太の防衛戦

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