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【RISE】王者・大﨑一貴、 SB王者・川上に強烈ボディ攻撃で判定勝利、実方拓海は“破壊獣”タップロンを攻略

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2020/11/15(日)UP

右ハイキックを放つ瀧谷

▼第5試合 瀧谷渉太引退エキシビションマッチ2分1R
―瀧谷渉太(KSS 健生館/初代 Krush スーパー・バンタム級王者、第2代 Krush スーパー・バンタム級王者、2007 年全日本新空手 K-2 軽量級王者)
勝敗無し ※エキシビションのため
―寺戸伸近(Booch Beat/第2代 RISE バンタム級王者、第5代 Krush スーパー・バンタム級王者、第 24 代全日本キックボクシング連盟バンタム級王者、第2 代 M-1 バンタム級王者、ISKA 世界バンタム級王者)

 瀧谷は、18歳だった2007年の全日本新空手K-2GP軽量級で優勝。同年にプロデビューを飾り、初代・第2代Krushスーパー・バンタム級王者として活躍した。2018年からRISEやRIZINなどで戦っていたが、昨年12月に自身のSNSで現役引退することを発表し、今回のエキシに臨む。

 漫画『ドラゴンボール』の孫悟空に憧れていることもあり、瀧谷は“リアル悟空”を目指し入場曲やコスチュームなども悟空さながらにし、リングを盛り上げていた。

 瀧谷と寺戸は2009年に全日本キックのリングで拳を交え、その際は寺戸が勝利し、瀧谷に初黒星を付けた。12年にはKrushのリングで再戦を果たし、瀧谷が飛びヒザ蹴りでKO勝利し、リベンジに成功している。1勝1敗ということもあり、まさに因縁の相手との最終マッチだ。

 寺戸が挨拶代わりの右ミドル、瀧谷は左に構えてステップを踏み、左ミドルを繰り出す。寺戸が、左右のフックからローを繰り出し、瀧谷を追い詰めると、瀧谷はロープにもたれ掛かって、辛そうな表情を見せる。すると、リアル孫悟空の瀧谷が、観客席に向かって「みんな、おらに力をくれえ」と呼びかけると、観客から「がんばれ」の声が。

 元気を貰った瀧谷は、寺戸に強烈な左右のミドルを連打、さらに左ハイキック、右のバックブローなどの大技も繰り出す。前蹴りで瀧谷が寺戸を突き放し、バランスを崩させたところで、終了のゴング。

 その後の引退式では「現役時代はリアル悟空としてリングに立たせていただきました」と感謝と共に挨拶し、「僕のことをずっと応援してくれている応援団の皆様、本当にありがとうございます。僕は18歳でデビューして、格闘技経験は20年になります。この20年は長いようで短かった20年でした。後悔はないと言ったら嘘になりますが、今までやってきて、素晴らしい舞台で最後迎えられたのは良かったと思えます」と喜びを口にした。

 さらに「31歳になった僕ですが、30歳になるまで好きに格闘技をやらせてくれた両親にこの場を借りて、ありがとうございますと言いたいです。18歳の時から愛知県でデビューして、愛知から東京まで毎回地元から駆けつけてくれて力をいただきました。24歳で東京に出てきて、応援してくれる方と出会い、本当に幸せでした。皆さんから元気をいただきましたので、今度は自分が社会に出て皆さんに元気を配ります。まだまだ社会の厳しさを知らない自分ではありますが、格闘技で培った精神で、社会人としてもすごい存在、皆さんに元気を与えられるように頑張ります」と語り、10カウントゴングの後、リングを降りた。

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