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【RISE】金子梓が気迫のラッシュで連敗脱出、平野凌我は強烈ボディフックで圧巻KO勝利

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2021/01/17(日)UP

打ち合いを制して、連敗を脱出した金子(右)

RISEクリエーション
『RISE EVOL.7』
2021年1月17日(日)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第5試合)スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R
◯金子 梓(新宿レフティージム/バンタム級7位)
判定3-0 ※三者とも30-26
●匠朗(KSS健生館/K-2GRANDPRIX2018軽量級3位)

 金子は、2018年11月に田丸辰とスーパーフライ級タイトルを争ったほどの実力者だが、田丸に敗れて以降は、韓国での勝利(2019年7月)以外、国内では5連敗中と崖っぷち。直近では、55kgで試合をすることが多かったが、今回から階級を戻しスーパーフライ級(-53kg)で再起戦を迎える。

 対する匠朗は2020年に5戦戦い、4勝1敗でここ2戦は連続KO勝利と、金子とは対照的に絶好調だ。この勢いで格上の金子を破り、スーパーフライ級タイトル戦線に名乗りを挙げたいところだ。

 1R、両者とも右構えで、左右のローやミドルを蹴り合う。前に出るのは金子で、頭を振りながら、ワンツー、フックで攻める。匠朗は、距離を測り、随所で左ヒザ蹴りをボディにめり込ませ、右ローで応戦する。

 2R、金子がどんどん前に出て、左右のフックから右ローと攻め続ける。匠朗もタイミングを見て、右ハイキックや前蹴り、右ローを返すが、終盤には金子が圧力で優勢に。

 3R、金子がこれまで通り、左右のフックからの右ローで攻め立てる。匠朗も負けじと、右のオーバーハンドを連続でヒットさせ、金子をロープに詰めて押し返す。だが、ここで、金子が左右のフックで逆襲に出ると、匠朗を後退させる。さらに、金子がパンチをコーナーに詰めてラッシュ。レフェリーがスタンディングダウンを宣告する。

 匠朗はダウンを奪われたが、左ハイキックを放ち、右ローで果敢に攻める。しかし、匠朗が右の蹴りを放ったところで、金子が右のハイキックを合わせて、2回目のダウンを奪う。金子が最後まで、パンチで攻め続けたが、匠朗も踏みとどまり終了のゴング。金子が大差の判定勝利で連敗を脱出した。

 勝利した金子は、本大会のセミファイナルまではKO決着が続いていたため「インパクトを残したかった。ダメダメな試合でした」と悔しさを滲ませたが、「勝てて良かったです」と安堵の表情を見せた。

 さらに「スーパーフライ級で、(DEAD OR ALIVEの日本人トーナメント開催)トーナメントやるみたいですけど、一回勝ったくらいで(そのトーナメントで)出せっていうのも言えないですが、ランカーを1人ずつ倒してベルトを取れるように頑張りたいと思います」とコメント。

 最後に「国内で勝ったのが2年ぶりくらいで、苦しい時期に応援してくださった方ありがとうございます。娘が来ていて、いい姿を見せることができてよかったです。ありがとうございました」と話した。

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