【NJKF】健太が豪快連打で勝利、髙橋一眞のカーフキックをしのぎ切る
ニュージャパンキックボクシング連盟
『NJKF 2021 1st』
2021年2月12日(金)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインII スーパーファイト 61.3kg契約 3分5R
〇健太(E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
判定2-0 ※49-49、49-48×2
●髙橋一眞(真門/NKBライト級王者)
健太は長くNJKFをけん引してきた大ベテランで、90戦近いキャリアを誇る。近年では、世界の強豪が揃うONEにも参戦し、着実に実績を積んでいる。試合間隔を空けずに戦うことでも知られており”月イチ健太”の異名を持つ。昨年の10月には、新日本キックの舞台で髙橋亨汰と対戦し、判定負け。今回が再起戦となる。
対する髙橋は、NKBライト級王者であり、全員がNKB王者である”髙橋三兄弟”の長男。冷静な試合運びと激しい打ち合いを両立させるスタイルで”怒突き合いお兄ちゃん”の異名を持つ。昨年の9月には、KNOCK OUTの舞台で、創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメントに出場したが、スアレックの強打の前に、延長のTKO負けを喫した。
1R、健太がスイッチしながら変則的な左ロー、左ミドルを蹴る。髙橋は右構えで右のカーフキック、健太も負けじと右ローを蹴り返す。随所で伸びる左右のハイキック狙う健太。髙橋はガードを高くする。
2R、髙橋は徹底して左右のローやカーフキックを蹴り、左ミドルまで繋ぐ。健太は遠い距離から右フックで襲い掛かり、左ミドルで快音を響かせる。
3Rになると、健太が右ストレートからの右ロー、髙橋は右の前蹴りで牽制し、左ミドルで距離を取る。
4R、髙橋は左ジャブを多用し、左右のローを蹴り込む。健太は、遠い距離から飛び込み左右のボディフック、右ストレート、右の縦ヒジとコンビネーションを見せる。髙橋も左ミドルで応戦するが、健太が好印象を残す。
5R、序盤から蹴り続けた髙橋の左右のローキックが効き目を発揮して、健太の足が流れる。だが、健太が接近戦に持ち込み、左右のフックから右ストレート、右縦ヒジと攻撃をまとめる連打。髙橋も左ヒザ蹴りを健太のボディに突き刺すが、健太の強打に押され気味。
ジャッジ1名は、ドローと付けたが、残りの2者は健太を支持。健太が再起戦を接戦で制した。試合後、健太は「スカ勝ちしたかった」と振り返り、「21年も盛り上げていきます」と意気込んだ。
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