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【KNOCK OUT】鈴木千裕が秒殺KOで初王座を戴冠、ぱんちゃんが難敵sasoriに僅差で勝利、松倉信太郎が4度ダウン奪い75kg王者に=試合結果

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2021/07/18(日)UP

重森がスアレックにリベンジ達成、一度は指をすり抜けたKNOCK OUT-RED王座を手にした

▼第6試合 KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ 3分5R
●スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿/王者)
判定0-3 ※48-49×2、47-49
○重森陽太(伊原道場稲城支部/挑戦者)
※重森が新王者に

重森は多彩な蹴り技でスアレックを攻め立てた

 スアレックは”超攻撃型ムエタイ”の異名の通り、アグレッシブなパンチと蹴りを繰り出すファイター。ラジャダムナンスタジアムで活躍し、15年以降は日本でも試合を続け、国内-60kgのトップ選手たちを次々と撃破。
 17年3月にREBELS-MUAYTHAI(現KNOCK OUT-RED)スーパーライト級の王座を獲得。19年5月には返上し、1階級下のライト級に階級変更。19年10月にライト級 暫定王座に。そして昨年9月には髙橋一眞、重森をワンデートーナメントで撃破し、KNOCK OUT-REDライト級王座に就位した。

 対する重森は”神撃キッカー”の異名を持ち、181cmの長身から繰り出す多彩な蹴り技を武器に、22歳にして新日本キックボクシングで2階級制覇を達成。2019年7月にはWKBA世界ライト級王座を戴冠した。現在の新日本キック・エースと言える存在だ。

スアレックは重森のミドルをキャッチして勢いを止める

 1R、重森が左ジャブから左インロー。スアレックの右ハイをすかし左ローを打ち返す。ジリジリとプレッシャーをかけるのは重森。スアレックは重森の左ミドルをキャッチし、強引なかぶせる右フックをヒットさせる。

 2R、重森が左インロー、左右ミドルでプレッシャー。スアレックは1Rに続き重森のミドルをキャッチし右フックを強振する。重森は右ストレートをボディに伸ばし、左ローで刻んでペースを握りかけるも、右ミドルをキャッチされてるたびに勢いを殺される。

 3R、重森のワンツーにスアレックは重い右ローを合わせる。重森がミドルを打てばキャッチし右フック。重森は左の蹴りをロー、ハイと上下に散らす。4Rもプレッシャーをかける重森が左ロー、左ミドルと蹴り攻勢。スアレックも右ミドルで蹴り合いに応じる。重森がジリジリ前進から強い右ミドル。スアレックは重森の右ミドルをキャッチするも、重森はそのまま右ストレートの連打を浴びせスアレックをのけぞらせる。

スアレックのボディにめり込む重森の右ミドル

 5R、重森がプレッシャーをかけ、鋭い左ロー、右ミドルと蹴りのコンビネーションを見せる。スアレックが距離を詰めれば右縦ヒジをあわせる。距離が空けば重森は強い左前蹴りで突き放し、さらに右ミドルで追撃。スアレックの蹴りをすかせば直ぐさま左ローで反撃する。重森が蹴り勝つ展開のまま、最後はスアレックの右ミドルをキャッチした重森が右ストレートを浴びせ、スアレックが尻餅をついたところで試合終了のゴングを迎えた。

 ジャッジは3者とも重森の勝利を支持。重森が蹴り攻勢を貫いたまま、昨年9月のリベンジを果たした。

▶︎次ページは、安本晴翔vs.竹内賢一

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