【KNOCK OUT】鈴木千裕が秒殺KOで初王座を戴冠、ぱんちゃんが難敵sasoriに僅差で勝利、松倉信太郎が4度ダウン奪い75kg王者に=試合結果
▼第2試合 KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約/3分3R・延長1R
○バズーカ巧樹(王者/菅原道場)
KO 3R 1分37秒 ※左バックスピンキック
●康弘(ゴリラジム)
バズーカは昨年2月に開催されたKNOCK OUTの無法島GPトーナメントで準優勝、続く8月のREBELSで前王者の丹羽圭介を判定で下し、新王者のベルトを手にした。前戦は今年5月『KNOCK OUT 2021 vol.2』のタイトルマッチで、一度敗戦している大谷を相手に見事な左のカウンターを炸裂させ、3度のダウンを奪い判定で初防衛に成功している。
対する康弘は西日本鉄道で運転士兼車掌として働く”戦う車掌”。会社にもプロキックボクサーであることは報告済みで、社報で取り上げてもらうこともあるという。2017年11月にプロデビューし、アグレッシブなファイトスタイルを武器に、2019年11月には大和KICK65kg級王座を獲得している。前戦は昨年11月のREBELS初参戦で、鈴木千裕にKO負けを喫した。
1R、早い左の蹴りをロー、ミドルに散らすバズーカ。康弘の蹴りに右ミドルを合わせる。前進する康弘に左ミドルからワンツーでバズーカがダウンを奪う。立ち上がった康弘は前進するが、もみ合った際に倒れたバズーカに攻撃を加えてしまい減点1を課される。
2R、プレッシャーをかける康弘へ下がるバズーカが左右ミドル。康弘のパンチにカウンターを合わせ、左フック、右ストレートをヒットさせる。バズーカはバックハンドブロー、バックスピンキックと回転系も増やす。
3R、スイッチしたバズーカは左右ミドルで康弘の腕にダメージを重ねる。康弘は前進しフックを振るうが、オーソドックスに戻したバズーカが左右ストレートで押し戻す。バズーカはこれまで上に見せていたバックスピンキックをボディに見舞うと、腹をえぐられた康弘はたまらずダウン。苦悶の表情の康弘は10カウントの間に立ち上がれずカウントアウト。バズーカが「痛めつける」の宣言通り、たっぷり3Rを使っての圧巻KO勝利を飾った。
▼第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
○中島弘貴(LARA TOKYO)
TKO 1R 2分8秒※レフェリーストップ
●サッシス(カンボジア)
1R、唸り声をあげるサッシスの右ローに、中島が右フックを合わせる。前進するサッシスへ中島は右ストレートをボディ、顔面に散らす。強烈な右フックを受けコーナーに下がったサッシスへ中島が連打を浴びせ、右フックの連打で棒立ちになったところでレフェリーがストップ。中島が復活のKO勝利を収めた。
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