【レキオバトル】レオナ・ペタスと砂辺光久がエキシで激突、メインは涼矢がKO勝利
コロナ禍により約3年の活動休止を余儀なくされた復活のレキオバトルは、山本美憂など豪華なゲストを招き、チケットは指定席発売即完売、立見札止め状態の超満員となった。
名護ファイティングスポーツ実行委員会
『山城グループ presents レキオバトル名護 vol.5』
2023年2月5日(日)沖縄・名護市民会館 中ホール
▼スペシャルエキシビション 2分2回戦 ミックスルール
-レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1スーパーフェザー級王者)
エキシビションのため勝敗なし
-砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/初代PANCRASEストロー級、初代フライ級、初代スーパーフライ級王者)
武尊が返上したK-1王者を継いだレオナ・ペタスは、スーパースターとなり、今回の来沖では深々とマスクをしていても那覇空港到着直後からファンに声をかけられる人気者っぷり。この興行の超満員もレオナ効果は明らかに高く、その熱にレオナもよく応えてファンサービスに勤しんでいた。
そして、その目玉は異色のエキシビションマッチ。第1ラウンドがキックボクシングルール、第2ラウンドがMMAルールのミックス、当然、レオナはMMA初体験だ。
対するは、沖縄でカリスマ的人気を誇るパンクラス三冠王、“沖縄格闘技界のパイオニア”砂辺光久。
第1ラウンド、派手に観客を煽り「ほら、こいよK-1チャンピオン!」とがなる砂辺はいきなりハイキックを飛ばす。これを余裕でかわしたレオナはローキックをクリーンヒット。もんどり打って太ももを跳ね上げた砂辺は目の色を変えるが、2度目のヒットでは派手に吹き飛んで後ろ受け身。和田良覚レフェリーはダウンを宣告し、それを否定する砂辺が主審に打撃の暴行を加えると、これにレオナも呼応し強烈なミドルキックをレフェリーに炸裂させ、場内は大爆笑に。
打撃装備ではどうしても不利な砂辺は、ラウンド終了間際、鮮やかなタックルを決めてマウントポジションからパウンドを狙うと、レフェリーは軽量の砂辺を軽々と抱え上げて引きはがしラウンド終了。
第2ラウンドはボクシンググローブからオープンフィンガーグローブにチェンジして開始。
水を得た魚の砂辺は弾丸タックルからテイクダウンを狙うと、レオナはロープ上段を掴んでディフェンス。この反則を注意するレフェリーの後ろに回り込み、スラックスの後ろポケットからレッドカードを引き抜いた砂辺は、レッドカードを高々と掲げレオナの反則負けを要求するも、これは認められず試合再開。
その後、レオナの打撃と砂辺の組み付きがスリリングに交錯する中、とうとう砂辺がテイクダウンに成功。レオナがすぐに体を入れ替え上になりパウンドを連打すると、砂辺も更に身体を入れ替えてマウントからパンチを連打する。これを嫌がったレオナが後ろを向き、そこをチョークスリーパーに捕らえた砂辺が大チャンスを迎えるも終了のゴングが鳴り時間切れとなった。
ダウン奪取、チョークスリーパーと互いの持ち味を出し合った二人は、にこやかにファンの声援に応えてマイクアピール。観衆の皆が笑顔の大好評のセミファイナルとなった。
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