【ボクシング】第二の井上尚弥・堤駿斗、デビュー戦は東洋太平洋5位に大差の判定勝ち
高校6冠で”次期井上尚弥”と言われる堤駿斗(23=志成)が期待のプロデビューを迎える。
堤は空手を経て小学5年からボクシングを始め、習志野高校に進学後、日本史上唯一の世界ユース選手権金メダリストに輝いた。
若くして非凡な安定感と、その生命線となる洗練された左ジャブが持ち味だ。
OPBF東洋太平洋フェザー級5位のジョン・ジェミノ(フィリピン)を相手にどんな試合を見せてくれるのだろうか。
1R、堤は落ち着いてジェミノの攻撃をさばいては、スピードあるワンツーをヒット、ジェミノの動きを早くも止める。
2、3Rは、インファイトしてくるジェミノに、堤は周りながら左右のボディ。しかし堤が足を止め応戦すると、ジェミノの右アッパーを食らう場面も。
堤のワンツー、左フックが次々と入るが、タフなジェミノは前進を続ける。
4R、5Rと堤がドンピシャの左ボディや右ストレートを入れると、一瞬効いたかのようなジェミノ。しかし、またもすぐにリカバリーし、フックを振るいながら前進を開始する。
その後も同じような展開が続く。最終R、堤がラスト1分半からさらにギアを上げ、ワンツーフックの猛打。右ボディ、右ストレートが入るも、ジェミノは最後まで前進をやめなかった。判定は3-0(79-73、80−72×2)で堤が勝利。
堤はマイクで「不甲斐ない試合になってしまって。ダウンもなく、インパクトを与える試合をしたかったんですが悔しいです。プロの経験の無さが出てしまったなと思っています」と悔しげな表情だ。
それでも「次はもっと良い試合をするので、期待してください」と意気込んでデビュー戦のリングを後にした。
▶︎次ページは【フォト】堤の左ボディがヒットする瞬間ほか、写真6枚
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