【RISE】戸井田大輝、計量オーバーの濱田祐生と打ち合うも延長ドローに
RISEクリエーション株式会社
『RISE167』
2023年4月21日(金)東京・後楽園ホール
▼第4試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
△戸井田大輝(戸井田ジム/同級11位、MA日本スーパーバンタム王者)
延長判定ドロー ※1-1(10-9、9-10、10-10)
△濱田祐生(フリー/DEEP☆KICK−57.5kg級3位)
戸井田は声を上げながら打ち合うスタイルのRISEランカー。ダウンを奪われた後には脅威の追い上げを見せる。獲得タイトルはMA日本スーパーバンタム王座。22年12月には松山和弘に衝撃KO勝ちを収めており、勢いに乗る。セコンドには木村‘’フィリップ’’ミノルが付く。
対する濱田はDEEP☆KICK−57.5kg級・3位の上位ランカー。直近の試合はDEEP☆KICKで戦い4勝1敗と好調だ。
前日計量で濱田が計量を800gオーバー。減点1、グローブハンデ(戸井田6オンス、濱田8オンス)で試合を実施することとなった。
1R、戸井田がじりじり圧をかけて、打ち合いを仕掛ける。濱田はパンチへのカウンターで右ハイキックを見舞う。戸井田は左ボディを叩き、右フックを豪快に放つ。濱田は左のカウンターで戸井田を迎撃する。
2R、濱田は左ジャブでけん制しながら、右ハイキックを狙う。ハイキックをガードした戸井田が大振りの右フック。濱田は打ち合いの中で、冷静にヒザ蹴りをボディへヒット。それでも下がらない戸井田は、ガードを上げて右の強打を見舞う。
3R、一気に打ち合う両者、濱田は右ハイキックをヒットさせるが、戸井田は耐える。三日月蹴り、右ローを散らす濱田はワンツーを叩き込む。濱田のヒザ蹴りを被弾する戸井田だが、アグレッシブに右フックを放つ。濱田が右ハイキックをヒットさせて、パンチ連打を仕掛けるが、戸井田も意地で単発ながら右フックを返していった。
ジャッジは29-28で1者が戸井田を支持するが、2者が29-29、28-28でドロー。延長戦へ突入する。
延長R、濱田は左ジャブから右ローで先制。戸井田は鼻血を出しながらも、左右フックで前へ出る。濱田は足を使いながらヒザ蹴りを顔面、ボディへ叩き込む。戸井田は気持ちで左右フック、ストレートを放ち、ボディ打ちをヒット。濱田は三日月蹴りの3連打、最後は戸井田がパンチを見舞って、試合終了となった。
際どい判定となり、3者3様のドローとなった。
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