【UFC】ムハマッドが判定で9連勝、強豪バーンズを打撃で圧倒
WME-IMG
『UFC 288』
2023年5月7日(日本時間)米国ニュージャージー州ニューアーク
▼ウェルター級
〇ベラル・ムハマッド(米国)
判定3-0 ※50-45、49-46×2
●ギルバート・バーンズ(ブラジル)
ムハマッドは元Titan FCウェルター級王者でレスリングベースのファイター。19年9月に佐藤天からリアネイキッドチョークで一本勝ちし、その後もデミアン・マイア、スティーブン・トンプソンなど強豪を破り現在1つのノーコンテストを挟んで8連勝中。
対するバーンズは柔術世界選手権、ノーギ世界選手権など寝技で数々の世界タイトルを持つUFC屈指のグラップラーながら、22勝(5敗)のうち6つのKOもあり打撃でもフィニッシュできる力を持つ。前戦はわずか1か月前にUFCの悪童・ホルヘ・マスヴィダルを破ってから短期間での参戦となる。
1R、互いに慎重な試合運びの中、ムハマッドのミドルにバーンズがカウンターのタックル。だがムハマッドもすぐ立つ。終盤、ムハマッドのジャブがカウンターで入り、バーンズが一瞬腰を落とす。さらにラウンド終了間際にはムハマッドが左ハイキックも当てる。
2R、思い切り踏み込んで右ストレートはバーンズ。ムハマッドはスイッチしつつ左右のストレートを飛ばしていく。徐々に距離を詰めて行くのはムハマッド、左ミドルを蹴ってパンチのコンビネーションまで繋ぐ。
3R、バーンズはカーフキックを蹴るが、なかなか手数が出ない。ムハマッドが詰めてバーンズが下がる展開が多くなり、ムハマッドが左ミドルとストレートで攻勢。
4R、バーンズは得意の右を振るが、ムハマッドはしっかりバックステップしてかわす。左ミドルを起点に攻めるムハマッドに対し、なかなか攻め手がないバーンズはテイクダウンに行くも防がれる。
5Rもスタンドの展開が続く。左ミドルに加え、ジャブやボディなど左右のコンビネーションパンチを見せるムハマッドに対し、バーンズは右を振る。互いに決定打はないまま試合終了となった。
判定は3-0でムハマッド。バーンズを打撃のテクニックで上回り勝利を挙げた。
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