【ONE】ロッタン、武尊の前でダウンを奪われ悔しい敗戦、強烈ヒジで“体重超過”スーパーレックを顔面流血も
ONE Championship
『ONE Friday Fights 34』
2023年9月22日 (金・日本時間)タイ/ルンピニー・スタジアム
▼キャッチウェイト 140ポンド(63.50kg)3分3R
●ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
判定 0-3
〇スーパーレック・キアトモー9(タイ)
ロッタンは“破壊神”の異名を持つタイ・ムエタイ強豪。前戦となる今年5月の『ONE FIGHT NIGHT 10』では5度目の防衛戦で、挑戦者のエドガー・タバレスをヒジ攻撃でKO勝利し、絶対王者として盤石の強さをアピールした。
対するスーパーレックはルンピニーのフライ級とバンタム級王座、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座など多くのタイトルを獲得したムエタイ超強豪。今年1月にONEフライ級キック世界王者となり、3月にはKO勝利で初防衛に成功している。
この試合は当初、ONEフライ級ムエタイ世界タイトルマッチで実施される予定だったが、昨日の計量で、スーパーレックが5ポンド(約2.27kg)の体重超過。試合はノンタイトル戦となった。現地では’’世紀の一戦’’とされる戦いを制するのはどちらか。
1R、スーパーレックが右ローで先制すると、ロッタンはじりじり圧をかける。サイズ感で上回るスーパーレックは、ヒザ蹴りから右ロー。ロッタンは左の縦ヒジ打ち。これがヒットし、スーパーレックが頭のあたりから出血。近距離で組んだ状態からロッタンは左ヒジ、スーパーレックも右ヒジで襲い掛かる。額上の大量出血するスーパーレック。
2R、スーパーレックが飛びヒザで襲い掛かり、右ローを蹴る。ロッタンは左フックをヒット。スーパーレックは右のヒザ蹴り。すると、スーパーレックが右ヒザ蹴りから右ヒジ打ちを打ち下ろして、ロッタンが崩れて倒れると、レフェリーがダウンを宣告。ロッタンはダウンでないとジェスチャーする場面も。
3R、ロッタンが左ヒジ打ちから、スーパーレックをこかせる。スーパーレックはヒザ蹴りを良いタイミングで放つ。すると、ロッタンがパンチとヒジ打ちで前進し続ける。スーパーレックは組んでのヒザ蹴り、ミドルキックでこのまま逃げ切りたいか。ロッタンは首相撲からスーパーレックをこかせる。果敢に最後まで攻めるロッタンだが、スーパーレックに上手くいなされてしまう。首相撲で上手く時間を使うスーパーレック。
試合終了後、お互いに抱き合って、健闘を称えた。ジャッジは2Rにダウンを奪ったスーパーレックを支持。ロッタンはリングサイドで見守る武尊の前で勝ち星を挙げることが出来なかった。
▶︎次ページは【フォト】ロッタンがダウンの瞬間、スーパーレックは大流血!
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