【KNOCK OUT】丹羽圭介のラストマッチはダウン応酬の大激戦、般若HASHIMOTOに3度倒され完全燃焼
株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents 『KNOCK OUT 2025 vol.1』
東京・後楽園ホール
▼第7試合 KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約/3分3R・延長1R
○般若HASHIMOTO (クロスポイント吉祥寺)
TKO 2R1分33秒 ※レフェリーストップ
●丹羽圭介(TEAMニワールド)
般若HASHIMOTOはパンチを得意とするアグレッシブファイター。昨年2月のRIZIN、同6月のKNOCK OUTでは共に判定負けを喫するも、火の出るような打ち合いを見せ会場を沸かせた。昨年12月にはテレカ∞を破りKROSS×OVER KICKライト級王座を獲得した。
対する丹羽は2010年にプロデビュー。無双ビートと呼ばれる独特のリズムを武器にRISE、REBELSを主戦場に活躍。2019年4月にはREBELS-BLACK 63kg級王座を獲得した。2020年12月の耀織戦を最後にリングから離れていたが、引退試合として約4年振りの試合に臨む。
1R、サウスポーの般若が左ローでプレッシャー。丹羽は般若の入り際に右カーフを合わせる。小さくリズムを取りながら前後に出入りする般若。丹羽は懐に入る般若に左ショートフックを合わせダウンを奪う。立ち上がった般若に丹羽は襲いかかるが、コーナーを背負った般若が右ストレートでダウンを奪い返す。青コーナーを背負う丹羽に般若はフックで飛び込むも、丹羽は組み合いに持ち込みしのぐ。
2R、般若のローをすかし丹羽が右ロー。般若は飛び込んだ右フックから強引な左右フック連打で丹羽からダウンを奪う。般若が回転のいいパンチで距離を詰めると、丹羽は避けて右ストレート。しかし般若の圧力を受けきれず、最後はロープ際の左フックでマットに沈んだところでレフェリーが試合をストップ。般若が3連続KOで丹羽に引導を渡した。
勝利者マイクを握った般若は昨年6月までの3連敗からの3連続KOを振り返り「自力で頑張って這い上がっていく姿を見せたい」と語った。
また、丹羽もマイクを握ると「格闘技をやってこなかったら見えなかった景色や出会えなかった人がたくさんあります。痛みの先にこんな喜びがあると思うと頑張れます。これからも限りある命、みんなで燃やしていきましょう。格闘技最高、KNOCK OUT最高、皆最高」と叫び15年のプロキャリアの幕を閉じた。
大会終了後、リング上で丹羽圭介引退セレモニーが行なわれた。正装でリングに上がった丹羽へ関係者から花束の贈呈が行なわれ、長い激闘がねぎらわれた。
挨拶としてマイクを握った丹羽は「今日は300名の方のエネルギーをいただいて最高の元気玉を発射する予定でしたが派手に散りました。突然思った通りに出来なくなることもあります。その中でも必ず希望があります。今回派手に散りましたが、新たな希望を持って未来を歩んでいきたいと思っています」と応援団への感謝と共に未来への思いを語った。今後は「格闘家やアスリートの限りある命の価値を上げるためのバックアップ活動」に力を入れるという。
そしてリングに愛娘の未織(みおり)ちゃんを上げると「格闘技をやっていなかったらこの命には出会えなかった。いくつになっても挑戦して成長して進化して希望を持った結果この命に出会えた。格闘技に感謝です」と感謝を語り、10カウントゴングを聞き15年の現役生活を締めくくった。
最終戦績は32戦20勝(2KO)12敗。
▶︎次のぺージは【フォト】ダウンを奪う般若、丹羽がマイクで引退を語る
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】2.9『KNOCK OUT』大谷翔司、ゴンナパー、ぱんちゃん璃奈ほか生中継・放送・配信情報
・【結果 速報】2.9『KNOCK OUT 2025 vol.1』全試合=ノックアウト
・【KNOCK OUT】”ムエタイ大魔神”ゴンナパーが判定勝利、古村匡平は敗れるも奮戦光る
・ぱんちゃん璃奈、100gアンダーの非公開ギリギリ計量ボディ!3kgリカバリーし「死ぬ気で頑張る」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!