【RISE】2戦目の篠塚辰樹がビッグマウス、森本“狂犬”義久は「ぶん殴って失神させてやる」
3月24日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 123』の前日計量&記者会見が、23日(金)都内にて正午より行われた。
今大会から開幕の「第3代RISEフェザー級(-57.5kg) 王座決定トーナメント」に出場する4選手はいずれも計量を一度目でクリアーした。
RISEフェザー級2位・工藤政英(26=新宿レフティージム/57.4kg)は「一番お客さんが見たいのはKOだと思うので、明日はKO出来るように全力で行く。相手はパンチが上手いのは分かっているが、キックが未知数なので試合をやりながら戦略を練って対応して行きたい」と、KO狙いの試合をすると宣言。
「(昨年11月の)DEAD OR ALIVEトーナメントでは、1回戦で僕が一番ダメージなくKO出来て勝てたにも関わらず、ダメージを一番負っている(1回戦で延長戦まで行った)内藤大樹選手に準決勝で負けてしまった。そこでテクニックの差があったと痛感したので、技術面を磨いて来た。ぜひベルトを巻けるようにテクニックを鍛えて来た」と、技術面を強化してきたという。
対する篠塚辰樹(19=TEAM TEPPEN/57.5kg)はアマチュアボクシングでインターハイ・ベスト8、プロボクシングで3勝(2KO)1敗の戦績を残してキックボクシングに転向し、2月大会でデビューして初回KO勝ちを収めている。
「蹴りを練習してきたので明日は蹴りで倒す。相手は試合映像がなかったので印象は特に無いです」と、得意のパンチではなく蹴りでKOすると豪語。練習仲間の那須川天心から教わったのかと聞かれると「蹴りは天心からではなく、UFCのゲームをやっていてマクレガーの真似をしたらそれがいい感じなのでその蹴りで倒したい」と、人を食ったようなコメント。
デビュー戦では強烈なボディブローを見せている篠塚だが、工藤も“ボディブロー職人”と呼ばれるほどボディブローが得意技。そのことについて聞くと工藤は「僕はボディブローで倒していてボディブローが得意と思われていますが、そうでもないって世間の噂がある。でもキモロー、キモジャブ(キモいフォームで出すローキックとジャブのこと)という他の武器もあるので、ボディブローは向こうの方が強そうなのでこだわりません」と、ボディブロー対決をあっさり回避。
篠塚は不敵な笑みを浮かべながら「その通り。(ボディブローは)大して上手くなかった。俺の方が上手い。そのキモジャブとキモローも“打って来て”って感じ。それにカウンターを合わせられるので余裕です」と、今回が2戦目とは思えないビッグマウスぶりを発揮した。
もう一方のブロックではRISEフェザー級1位・森本“狂犬”義久(27=BRING IT ONパラエストラAKK/57.5kg)と同級6位・宮崎就斗(24=TARGET/57.5kg)が対戦。
森本は「明日はセミファイナルだし、(宮崎が、狂犬でもアゴを撫でればお腹出して横になると言ったことに対して)俺を撫でてくれるみたいなので、こっちはぶん殴って失神させてやる。相手の印象は、どれも平均的。ごちゃごちゃした戦いになりそうだが一発ぶちこんでやる」と失神KO予告。「自分が楽しめばお客さんも楽しめる。毎回楽しい試合をやりたい」と話した。
ところが宮崎は「森本選手は強くて試合も面白くてカッコいい選手だと思います。その森本選手を倒せるように頑張ります」と、なぜか森本をべた褒めする優等生発言。「攻撃の精度を磨いて来たので、それが出せればいいです」と、いつもの挑発的な発言ではなく謎の謙虚な姿勢を貫いた。
●編集部オススメ
・フェザー級王座決定トーナメント開幕、鮮烈デビューした篠塚vs工藤
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