【RIZIN】芦澤竜誠、皇治への徹底した”ヒザ蹴り”作戦とは、平本蓮の剛毅會で稽古も
4月1日(土)行われた『RIZIN.41』のキックボクシングルールで、皇治(TEAM ONE)を判定2-1で下した芦澤竜誠(Battle-Box)。突進してくる皇治にヒザ蹴りを何度も入れ勝利につなげた。
芦澤は所属のBattle-Boxでトレーナーの良太郎と練習を積むほか、平本蓮が所属する空手の剛毅會に出稽古。平本とスパーリングのほか、岩崎宗師に作戦であるヒザ蹴りの指導も受けた。試合後インタビューで芦澤はそのヒザ蹴り作戦について語った。
【フォト9枚】芦澤のヒザ蹴りが皇治にヒット!稽古でのヒザ蹴り特訓も
芦澤は皇治について、「試合前とイメージは一緒、平本蓮が言っていたように思ったよりもパンチがなかったですね。あとジワジワと攻めてくる殺気、詰めてくる作戦は読んでいた。それでヒザ蹴りを入れるのが作戦です。インファイトでも俺はヒザがあるので有利でした」とし、さらに「最近、皇治選手はボクシングだけやっていたんで、キックとは距離が違う」と全て読みが的中したようだ。
しかし「倒れてもおかしくないヒザを入れたけど、表情に出さなかったですね。気持ち強い選手でした」と皇治を称え、勝てた理由については「YA-MAN戦は特攻精神でパンチでいったけど、俺はもともとヒザの選手なので。YA-MAN戦をパンチで勝っていたら、今回、負けていたと思う。自分のダメなところと良いところを振り返られたのが良かった」と敗戦を糧にしたようだ。
パンチの選手にはヒザ蹴りは有効だ。手で相手の頭を抱えるヒザ蹴り、またパンチへのカウンターに相手をつかまずに蹴るヒザ蹴り(テンカオ)などがある。今回の試合ではパンチで攻める皇治にこのテンカオのヒザ蹴りが目立った。
剛毅會の岩崎宗師は芦澤を指導し2月下旬には「YA-MAN戦時とは別人になる」と断言していた。稽古で岩崎氏は作戦となっていたヒザ蹴りについて「本人の特性を活かすため、蹴った時のヒザの状態、スペースを作って蹴る、引きつけて蹴ると言った使い分けのための夫婦手(めおとで)を指導しました」と武術空手の用法で全身の連動を促す夫婦手と、ヒザ蹴りを連動させ指導していた。剛毅會の稽古にはトレーナーの良太郎も足を運び共に作戦を共有した。
試合で勝利後、芦澤はセコンドの良太郎と喜びを分かち合った。良太郎はTwitterで「皇治選手との試合が決まってから竜誠に人生掛けてもらったので自分もトレーナー生命掛けました。ずっとずっと練り上げた作戦通り。完璧な試合運び」と勝利を報告。この普段からのヒザ蹴り練習と作戦、さらに平本との稽古、剛毅會のエッセンスも吸収し掴んだ勝利。次はMMA宣言。果たしてどこまでやってくれるのか、技術の伸びにも注目だ。
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