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【修斗】メインの児山がZSTの小谷を挑発、VTJで激突へ

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2013/12/15(日)UP

▲児山(右)のパンチと粕谷(左)の左ミドルがお互いに効果的でドローに

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦 THE ROOKIE TOURNAMENT FINAL 2013」
2013年12月15日(日)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第9試合) ウェルター級 5分3R
△児山佳宏(パラエストラ松戸/前修斗環太平洋ウェルター級王者、世界ウェルター級1位)
ドロー 判定1-1 ※29-28、28-29、28-28
△粕谷優介(秋本道場JUNGLE JUNCTION/2011年ウェルター級新人王)

 児山は今年9月に弘中邦佳が保持する世界ウェルター級タイトルに挑戦するも、壮絶な試合の末に一本負け。自ら今大会への出場を志願し、再起戦に臨む。一方、粕谷は圧倒的な強さで2011年修斗新人王を獲得。その後、香港の総合格闘技大会「Legend FC」を主戦場にし、現在2連勝中と波に乗っている。

 1R、児山は右のストレートを伸ばして積極的に攻め、組み付くと組んだままのパンチ連打。バッティングで粕谷は右目上を切り、ドクターチェックが入る。その後も積極的にパンチで攻め、ラッシュをかけて組んでのヒザ蹴り連打と粕谷を圧倒。

 2Rも児山がパンチでラッシュをかけて優勢に立っていたが、粕谷はそこへ左ミドルキックを合わせる。後半はこのミドルで児山の前進が止まり、粕谷がパンチにつなげて盛り返す。

 3R、児山のパンチを左ミドルで迎え撃つ粕谷。児山はその蹴りを身体で受けてから蹴り足を取り、何度も寝技に持ち込もうとするが粕谷はすぐに脱出する。しつこくタックルに行く児山だがテイクダウンは奪えず、判定は三者三様のドローとなった。

 すると児山はマイクを持ち、「ドローだったんですが言いたいことがあります。10月のVTJで小谷(直之)が修斗の選手に勝って、チャンピオンクラスとやりたいと言っていたので、何ならやってもいいですよ」とZSTライト級王者・小谷を挑発。

 リングサイドで試合を観戦していた小谷はリングに上がり、「今のアツい試合を見せられたらやるしかないでしょう。VTJでもっとアツい試合をやるので、自分のKOか一本のスカ勝ちを見に来てください」と観客にアピール。さらに「修斗はみんな強いと思うけれど、自分の方が強いことを証明する。修斗だけでなく、日本のトップ選手をこれから全員倒しに行く」と宣言。

 児山vs小谷はまだ正式決定ではないが、実現することはほぼ間違いないだろう。


▲右フックでもんどりうって倒れた西岡(右)に大尊(左)はなおも襲い掛かる

▼セミファイナル(第8試合) インフィニティトーナメント2013ウェルター級決勝戦 5分3R
○大尊伸光(総合格闘技津田沼道場)
KO 1R2分23秒 ※右フック
●西岡攻児(マスタージャパン)

 剛腕がウリの大尊と、一度寝かせたら立たせない抑え込みが強い西岡という対照的な両者の激突。

 1R、すぐにタックルへ行った西岡だがテイクダウンは奪えず。離れると西岡が大尊のパンチに合わせてタックルに行ったが、受け止めた大尊が離れ際に右フックの強打。この一発で西岡が倒れ、すかさず襲い掛かる大尊。西岡は完全に失神状態で大尊のKO勝ちとなった。

 大喜びする大尊に、その場でインフィニティトーナメント優勝のご褒美として、2014年3月16日の後楽園ホール大会にて修斗環太平洋ウェルター級タイトルマッチが決定したことが発表された。

 王者の佐々木信治がベルトを持ってリングに上がり、「大尊選手の一発の凄さを見ることが出来て良かった。とても個性が強くて素晴らしい選手です。試合も面白い。自分も面白い試合をする方だと思っています。その2人がやるともっと面白い試合になると思います」と挨拶。

 挑戦者・大尊は「今日は塩漬け(ずっと抑え込まれること)にされるかもと思って夜も眠れませんでした。ベルトは欲しいっすね。佐々木選手に腕十字をかけられたらアームカール(ダンベルを持ち上げる動き)で持ち上げてパンプアップしてKOします」と、KOでのタイトル奪取をアピールした。


▲パンチを“直撃”させて修斗復帰戦を勝利で飾った直撃我聞(右)

▼第7試合 フェザー級 5分3R
○直撃我聞(フリー)
判定2-0 ※29-28、29-28、28-28
●エダ“塾長”こうすけ(MIBURO)

 1Rに右のパンチをもらってダウンを喫した直撃だが、2Rからは打ち合いを挑んで前へ出て行く。エダは右ミドルキックで迎え撃つが押され気味。3Rには直撃にテイクダウンされたエダがしばらく起き上がらず、マットに座った状態で直撃を寝技に誘おうとするが直撃は付き合わない。

 積極的に前へ出て、パンチで攻めて行った直撃が判定2-0で勝利を収めた。直撃は「久しぶりに修斗のリングに戻ってきて勝つことが出来て嬉しい。せっかく戻ってきたのだから修斗で上に行きたい」とマイクアピールした。


▲征矢(右)はトーナメント3試合を全てKO勝ちで制した

▼第6試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 バンタム級 5分2R延長1R
○征矢 貴(そや・たかき/パラエストラ松戸)
KO 1R5分
●福田龍彌(ふくだ・りゅうや/MIBURO)
※征矢が優勝。

 お互いにスピードのあるパンチの応酬となり、飛び込んで当て合う。征矢の右フックをもらって後退した福田がタックルへ行き、受け止めた征矢が上になる。そして1R終了直前に上から右のパンチを一発。これで福田が失神し、征矢がワンパンチKOで勝利を収めた。

 トーナメント3戦全てをKO勝ちで優勝した征矢は、新人王のMVPに選ばれた。


▲川名がスリーパーホールドを極める

▼第5試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 ウェルター級 5分2R延長1R
○川名雄生(SHINWA MMA ACADEMY)
一本 2R2分38秒 ※スリーパーホールド
●鳥谷 彰(緒方道場)
※川名が優勝。

 1Rはテイクダウンしてガッチリと抑え込んだ川名、2Rが始まると右フックで飛び込み、鳥谷をひねり倒してバックへ回り、スリーパーを極めた。川名は技能賞を獲得した。


▲渡辺がバックをキープし続けた

▼第4試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 ライト級 5分2R延長1R
○渡辺紘司(緒方道場)
判定2-0 ※20-19、20-18、19-19
●城田和秀(足利ファイトクラブ)
※渡辺が優勝。

 1Rは城田の袈裟固めを引っ繰り返してバックを奪った渡辺。さらに城田が袈裟固めに返し、肩固めを狙った。

 2R、渡辺がローからバックに回って寝技に持ち込む。城田は袈裟固めに返そうとするが、渡辺がバックをキープし続けて判定勝ち。敢闘賞を受賞した。


▲竹中(左)が打撃で優勢に立った

▼第3試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 フェザー級 5分2R延長1R
○竹中大地(パラエストラ和泉)
判定3-0 ※三者とも20-19
●岡田 遼(パラエストラ千葉)
※竹中が優勝。

 1R、竹中が圧力をかけてパンチで攻め、岡田が反撃してくるとカウンターのヒザを突き刺す。岡田は飛びついてのフロントチョークを極めかけるが、竹中は脱出してスタンドで攻める。

 2Rも同様の展開となり、竹中がパンチとヒザ蹴りで優勢。岡田はしつこくタックルを仕掛けるがテイクダウンを奪えず、受け止めた竹中が随所でヒザ蹴りを入れて判定勝ちした。


▲飛鳥(右)が右ローを効かせて主導権を握った

▼第2試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 フライ級 5分2R延長1R
○飛鳥 拳(パラエストラ松戸)
一本 2R4分54秒 ※スリーホールド
●ニシダ☆ショー(総合格闘技道場BURST)
※飛鳥が優勝。

 1Rは飛鳥がジャブとロー、ニシダのタックルをしっかりと切ってスタンド勝負に持ち込む。2Rになるとニシダが飛鳥の右ローで度々転倒し、立ち上がるのもやっとの状態。ローのダメージから低いタックルを繰り返すニシダに、飛鳥はバックを奪ってスリーパーを極めた。


▼オープニングマッチ(第1試合) 57kg契約 5分2R
○斉藤健史(SHOOTO GYM K’zFACTORY)
判定2-0 ※20-19、20-18、19-19
●Dr.takuya(総合格闘技道場BURST)

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