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【相撲】朝青龍、柔術家リダの指が目に入り「『この野郎!』と火がついた」

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2018/01/01(月)UP

 2017年12月31日(日)、ABEMAの大みそか特別企画、「朝青龍を押し出したら1000万円」が都内の同TVの特設スタジオで行われた。スタジオには本場所と同じ土俵を設営し、8人が次々に68代横綱・朝青龍に挑んだ。

 第4試合の挑戦者は、ブラジリアン柔術で世界選手権・茶帯部門で優勝したリダ・ハイサム・アイザック。196㎝の長身で、リーチも86㎝で、リーチ78㎝の朝青龍より8㎝長い。オーディションのぶつかり稽古でも、元力士を押し出して見せた。

 リーチ差で、朝青龍にまわしを取らせない作戦か。

 試合になると、アイザックが長い手を伸ばして突っ込む。朝青龍の左目あたりに指が当たる。朝青龍は左に回り込み、左手でまわしを取り、右でアイザックの喉あたりを押して、投げ飛ばした。

 試合後、朝青龍は左目をこすりながら「このなかで一番いい立ち合いをしてくれたね。ちょっと目に入っちゃって『この野郎!』と思った。ドルジが現役時代の朝青龍に戻ったよ」と指を目に入れられて闘志に火がついたことを明かした。「どんどん集中してきました。ちょっと力出します!」と叫んだ。

 敗れたアイザックは「横綱は強かったです。(敗因は)速すぎて覚えてないです」と、本気になった元横綱の速さに舌を巻いた。

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