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【5月・ベストファイター】修斗世界暫定王者となった岡田遼「今が格闘技人生で一番脂が乗って一番強い。どこまで勝負できるか」

■常に研究し対策を立て臨むロジカルMMA

「どんな選手とやる時も、その選手を研究して対策を立てます。倉本選手はバックブローをめちゃくちゃ出して、それは前の試合を見ていてチェックポイントの1つでした。バックブローって意表を付けるし、もろに当たったらダメージがデカいんですけど、その分隙の多い技でもある。それで打ち終わりは狙い目だなっていうのは分析済みだったので、後輩にバックブローを打たせて、その返しっていう練習はずっと反復していました。それが普通に、自然に出た感じです」

 相手の傾向を把握し対策を立てて臨む――千葉大学を経て同大学院で運動生理学の修士号を取得したIQファイターの岡田らしい、理知的ファイトがそこにはあった。

「いつもかなり分析します。昔からですね。あんまり自分の実力・技量にそんなに自信がないので、相手をしっかり研究して弱いところだったり突けるところを突いていくみたいな感じで、姑息に勝ってきました(笑)。基本的に僕は練習したことしか出せない凡人なので(笑)、今回もただ練習したことが出たっていう感じです」

 小中高とサッカー少年であった岡田だが、大学1年でパラエストラ千葉に入門。そこで松根良太(第3代世界フェザー級チャンピオン)が説く論理的な格闘技に魅せられ、本格的に道を進んでいくこととなる。今も岡田がロジカルな戦いを見せるのは、国立大卒というだけでなく、こうした格闘技のバックボーンも影響しているのだろう。

■今後見据えるものとサプリメント

2019年1月に修斗環太平洋バンタム級王座を手にした岡田

「ずっと追いかけてきたベルトなので、素直にとても嬉しいです。このベルトを獲れなければ、この先の人生何をやってもダメだっていう感じで思っていたので、次の人生にもようやく進めるかなっていう感じはあります。
 もう31ですし、できてあと2、3年かなというのはあります。今が僕の格闘技人生で1番脂が乗っていて、今が1番強い時だと思うので、今ここで“どこまで勝負できるか”っていうのはありますね」

 ベストファイター賞には賞品としてゴールドジムからサプリメントが贈られる。岡田は前述の運動生理学での修士号取得を経て、現在パーソナルトレーニングジムで代表を務めている。

「プロテインだったりグルタミンだったりアミノ酸系はトレーニングの前後に必ず飲みます。あと結構大事にしているのがビタミン系で、B、C、E、Dは必ず毎日摂取。もう摂りまくってます(笑)」

 4月からはYouTubeを始め、豊富な知識と実践に裏打ちされたトレーニングやダイエットに関する情報を動画で発信している。「詳しく知りたい方は是非ジムへ(笑)」。

「叶うものなら第一希望はUFC」という岡田だが、現状は厳しいと自身で冷静に分析しており、修斗の正規王者・佐藤将光もONE Championship参戦中であるため、統一戦の見通しは立たない。コロナ禍によりまだ大会開催もままならないが、“投神”を攻略したそのロジカルMMAが再び見られる日を待ちたい。

 今回受賞した岡田には、イーファイトから記念の盾と、ゴールドジムからサプリメント3種類が贈られる。

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