【RISE】大﨑一貴、志朗を相手に「一発は僕の方がある」前に出る圧力と精神力で勝負
5月16日(日)に無観客で開催、ABEMAで配信される『RISE on ABEMA』の「スーパーファイト バンタム級(-55kg)3分3R延長1R」で志朗(27=Be WELLキックボクシングジム)と対戦する、大﨑一貴(24=OISHI GYM)が公開練習を行った。
一貴は、同大会に参戦する弟・孔稀と共に2分1Rのスパーリングを披露した。試合が近づいているためか、両者とも緊張感のある攻防から鋭い打撃を繰り出した。弟の孔稀を仮想・志朗としてスパーリングを行い、対策を練っているという。
今回対戦する志朗は、那須川天心との2度に渡る戦いも記憶に新しいトップファイター。ムエタイベースであるものの、RISEルールに徐々に対応を見せており、過去には、RISEバンタム級(-55kg)王者・鈴木真彦、フェザー級(-57.5kg)王者・工藤政英に勝利したこともある実力者だ。
スーパーフライ級(-53kg)の現王者である一貴は「志朗選手は本当に強い選手なので、いつも以上にやらないと勝てないのでめちゃくちゃ気合が入っています」とかなりモチベーションは高い様子。
そのモチベーションの源泉は、志朗がこれまで戦ってきた日本人選手の中でも、トップクラスの相手ということだ。「格上にはなると思うので挑む気持ちは強いです。やっぱり志朗選手が勝つんじゃないかという予想が多いと思う。見ておけよという感じで練習しています」と戦前の予想を覆すつもりだ。
改めて、志朗の印象を聞いてみると「那須川天心選手と2回試合していて、(映像を)何回も見たけど、上手くて目も良くて考えて試合を作っている印象です。めちゃくちゃ強いです」と高い分析力を警戒する。
体格では志朗がリーチや身長で上回っていることもあり「53kgの試合でも僕の方が小さいので、そういった意味ではいつも変わらないけど、どれだけ僕の間合いに入れるか」がポイントという一貴。鈴木真彦などの強敵相手にダウンを奪っている志朗のカウンターパンチには「しっかり対策して貰わないようにしたい」と被弾しないための対策を練っている。
強豪との対戦を控えている一貴だが、自身のこれまでのキャリアや実力面には自信を持っている。志朗に勝っているところを聞いてみると「やっぱり前に出れるところと下がらないところ。一発は僕の方があるし、気持ちは誰にも負けていない」と持ち味の前進する圧力と精神面の強さをアピールした。
弟の孔稀は、自身が内定している「RISE DEAD OR ALIVE -53kgトーナメント」への出場権をかけて今大会に出場する。「前回ベルト取った時に(孔稀が試合に勝って)いい流れを作ってくれて、そういう力もあって勝てた。すごく一緒に出るのは心強い」と兄弟での勝利に意欲を示す。
孔稀が同大会で風音に勝利すれば、日本人最強を決めるトーナメントに兄弟でエントリーすることも決まる。「次の試合に勝ってトーナメントに上がってきて欲しいですし、やるんだったら決勝でやりたい。どっちが勝つかわからないですけど、倒す気でいけると思う」と未来に起こり得る兄弟対決に関しても、覚悟を垣間見せた。
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