井岡一翔、「負けて36歳だけど…」引退は否定、階級変更についても言及
5月11日(日)東京・大田区体育館で行われた[WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ]では、井岡一翔(志成)が王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に10Rにダウンを奪うも判定3-0(114-113、115-112、117-110)で敗北。
ファンの中では「今回が集大成か」の声もあったが、井岡は試合後に「引退の気持ちは別にない」と否定した。
【フォト】両者パンチがヒットする瞬間!井岡がダウンを奪った連続写真も!
試合は中盤までマルティネスが前に出る手数で圧倒。しかし次第に井岡の左ボディが要所で入り、10Rには井岡が左カウンターでダウンを奪う。しかしその後は追い上げきれず、昨年7月のリベンジ&王座奪還はならなかった。
井岡は試合後インタビューで「負けたってことは素直に悔しい」としながらも「一瞬一瞬の自分の全力は出したと思うので、やり切ったという気持ちはある」と満足感も見せる。
10Rにはダウンを奪ったが、その後は「倒したい倒したいという気持ちが先行しちゃって、一発一発になっちゃった」とコンビネーションを出せず単発で詰め切れなかったと言う。
負けた結果については「この相手に勝てないとは全く思わないし、勝てる相手だと思うし、今回も勝ったかどうなんだろうという感じだった。でも判定は凄く開いているし、なんか不思議な感じ」とコメント。
試合後、前回のような涙は無かったが「前回は悔しくて泣いたけど、今回はその悔しさを乗り越えて戦った。やり切ったからこそ、自分では涙を流すことじゃないと思ってた。でも、皆さんの悔しそうな顔を見たときに、やっぱり泣いてしまった」と語った。
気になる去就については「結果として負けて、年齢も36になって、もう引退かなという気持ちは…、別にない」と引退を否定。
更に「これで引退しますという感情ではない。この試合ができることに幸せを感じ、トレーニングでも充実感やありがたさ、幸せを噛み締めながらやってきた。やり切った気持ちはあるけど、別に限界は感じてない」と今回の敗北が引退にはつながらないとのこと。
階級変更について問われると「でもスーパーフライ級でやり続けようとかバンタム、フライ級でやろうとかもないですね。今は先のことは考えられない」と詳細なビジョンはまだ見えないとする。
マルティネスとの3度目の対決についえは「僕たちだけでは決められない」と明言を避けた。
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