グローブタッチが無視された!速攻ボコボコKO負け、正道会館の全日本王者がまさかの敗北「ゴングが鳴ったら始まっているのに…」=Krush
5月18日(日)大阪府立体育会館にて行われた立ち技イベント『Krush.174~in OSAKA~』では、正道会館の全日本大会を3度優勝した町分元気(33=TAD)が初参戦。しかし試合開始直後にグローブタッチを差し出すと、カウンターの右を食らい、立て続けのパンチでダウン。更にとどめのパンチで、まっすぐ立ったまま後ろへ倒れ、まさかの1R33秒KO負けを喫した。
【フォト&動画】まさかの速攻ボコボコKO!空手王者がダウンする瞬間
町分は18年の正道会館全日本の中量級(75kg未満)で優勝。続く19年全日本には正道会館の新ルールである、上段突きへのクリーンヒットもポイントになる「フルコンプラス」ルールの-67kgでも優勝。さらに21年にも同階級の同ルールで優勝している。
顔面へのパンチが無い純フルコン空手ルールから、キックボクシングに対応しやすいルールで実績を残してきた。
今回、町分は「キックのベルトがほしい」「昔からの夢」とK-1グループに参戦。「しっかり積み重ねてきた自負もある」と自信を持って臨んだ。
今回はスーパー・ライト級(-65kg)の一戦、相手はアマで実績を持ち、立ち技6勝(5KO) 5敗とハードパンチャーの龍(WORLD TREE GYM)だ。
試合直前、レフェリーからルール注意を受け、町分が両グローブを合わせようとするも、相手は無視し去る。
そしてゴングが鳴ると、またも町分が左手を差し出しグローブタッチを求めるが、相手は飛び込んで右ストレートを強打!これがまともに入り、町分はフラつく。さらに相手の右ストレートを食らい、早々にダウン!
立ち上がり応戦するも、相手は荒々しいワンツー連打を止めず、右がまともに入ると、町分は後ろにまっすぐ倒れた。レフェリーが即座に試合を止めた。
試合後、町分はSNSで「最初のワンツーで飛んでしまった」と明かし「甘かった。 アマチュア気分が抜けてなかった」「プロの世界を舐めてしまっていたんだと思います。ゴングがなったらもう始まっているのに。何一つできなかったのが死ぬほど悔しい」と無念がる。
相手のグローブタッチに応じないことはルール違反ではなく、また今回の件は、レフェリーが試合開始前に伝える「常に自分を守れ(Protect yourself at all times)」という言葉も想起させられる。
海外MMAやキックでも、グローブタッチを無視し、パンチや飛びヒザ蹴りKOの例は多くある。
町分自身「高い授業料」とも書いているが、「少し休んでまた頑張ります」と、再起の意志を見せている。夢を追いまたチャレンジしてほしい。
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