【レベルス】日本人トップ対決はヤスユキに軍配
▼第9試合 セミファイナル REBELS-MUAYTHAIフライ級タイトルマッチ ムエタイルール 3分5R
○奥脇一哉(はまっこムエタイジム/挑戦者)
判定3-0 ※三者とも50-48
●松崎公則(STRUGGLE/元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者)
※奥脇が新王座に就く。松崎は初防衛に失敗。
松崎はキャリア30戦を超える40歳のベテランファイター。対する奥脇はジュニア時代から活躍し、今回プロ15戦目となる21歳。両者は9月のREBELSで対戦し、奥脇が判定勝ちしておりタイトルマッチでの再戦となった。
1、2Rとも松崎はゆっくりとしたリズムから的確に左ストレート、左ミドルを当てていき、空振りが少ない。
対する奥脇は強い右ストレートを何度かヒットさせるが、相手をよく見ている松崎に連続して攻撃を仕掛けられない。
3R、テンポを速めてパンチとローで攻める奥脇。松崎は巧みなディフェンスでそれほどヒットを許さないが、攻めている印象は奥脇の方が強い。後半には松崎を転倒させる。
4Rも同様の展開が続くが、攻める奥脇が右フックをクリーンヒットさせる。よくディフェンスしている松崎だが、手数は奥脇の方が多く、奥脇の右を数回被弾。
5Rは松崎が勝負に出る。前へ出ながらパンチとヒジを放ち、奥脇がワンツーで迎え撃つ形に。
パンチを数発当てては離れる奥脇。まるで同門の高橋幸光のような戦いぶりだ。前に来る松崎をパンチで迎え撃ち、すぐにサッと離れる奥脇。
試合巧者ぶりを見せ付け、ジャッジ3人がそろって50を付けるパーフェクトゲームで奥脇が新チャンピオンの座に就いた。
▼第7試合 62kg契約 3分5R ムエタイルール
○前口太尊(PHOENIX/J-NETWORKライト級王者)
KO 2R 1分59秒 ※左フック
●翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/初代MuayThaiOpenライト級王者)
J-NETWORKライト級王者・前口と初代MuayThaiOpenライト級王者の翔による王者対決。
1R、前へ出るのは前口。ボディを中心にパンチを放ち、蹴りも多用していく。しかし、翔の左ストレートを直撃されて後退。ヒジをもらうがすぐに反撃し、再びパンチで前へ出る。
2R、ロープを背負った翔に前口が右ボディストレート、続く右ストレートでダウンを奪う。一気にラッシュを仕掛ける前口がフック、ヒジ、そして右フックでダウンを追加。
さらにラッシュを仕掛ける前口。翔の右フックをもらうが構わず攻撃を続け、最後は左フックで翔をマットに沈めた。
前口はマイクを持つと、「今回凄く名前のある選手と試合が出来て光栄です。2RでKO出来るとは思っていなかったので喋ることが(頭から)飛んじゃいました。ライト級トップの選手にKOで勝ったので、僕にチャンスをください。強い外国人とやりたいです」と、海外強豪との対戦をアピールした。
【試合動画】翔・センチャイジムがハチマキをヒジでKO
【試合動画】前口が高橋から激闘の末に王座を奪回
【試合動画】高橋が前口をテクニックで破る
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